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TIME GAPグラフの見方

TIME GAPグラフは、1位のドライバーから何秒後ろに離れたところを走っているかを表しておりますので、TIME GAPグラフでレース展開が解ります。レースの再放送をTIME GAPグラフと一緒に見ると、テレビでは順調にF1マシンが走っているようにしか見えないですが、「凄い勢いで追い上げてる!」だとか、「スピンしたことで〇〇秒失ってしまった!」だとか「2位と3位の差が30秒も開いてるからピットインしても抜かれない!」とかテレビではよく解らないレース状況が見えて面白いです。

グラフの見方を解説します。グラフの例に対して、何が言えるかを書いてます。

グラフの見方編

5周目の順位
マーカが下から順に順位を表します。
一番下が1位、下から2番目が2位の順・・・

17周目までレッドブルのマーカが1位を走行していたが、18周目にベンツが1位に変わったことを表しております。

ペース編

5周目の3位のドライバーは、トップから3秒後方を走っていることを表しております。

2台の線が平行

トップのフェルスタッペンの2秒後方をハミルトンが、ほぼ同じペースで走行していることを表しております。

ハミルトンの線が
右上がり

ハミルトンはトップのフェルスタッペンよりペースが遅く離されていることを表しております。

フェルスタッペンの線が右下がり

フェルスタッペンはトップのハミルトンより速いペースで追い上げていることを表しております。

ルクレールよりペレスの方が傾斜が急

ルクレールはペレスより速いペースで走行していることを表しております。
9周目の6秒差が13周目には10秒差に広がっている

ハミルトンとリカルドの線が交差

43周目にハミルトンはリカルドをオーバーテイクしたことを表しております。

ピットイン編
アンダーカット成功した場合

先にベンツがピットに入り、レッドブルが後にピットに入った結果、ベンツがレッドブルより前の順位になっている

アンダーカット失敗した場合

先にベンツがピットに入り、次の周にレッドブルがピットに入ったことで、ベンツのマーカが下に下がっているが順位はそのまま


ピットイン①
ピットレーンを走行中、ピットの手前に計測ポイントがある場合のタイム差。
(計測ポイントがピットの先にあり①が無いサーキットもあります)

ピットイン②
計測ポイント通過後ピットで停止、ピットアウト後1周回って戻ってきた時のタイム差。

トップがピットインすると広がっていたGAPが縮まり線が下に下がる。 。

Posted in Grand_Prix

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