2024年 F1 エミリア ロマーニャGP の決勝がエンツォ エ ディーノ フェラーリ(イモラ)サーキットで行われました。
DRSゾーンは1か所 1周4.909kmを63周 309.049kmの距離で争われます。
■スターティンググリッド
予選19位のアストンマーティンのアロンソがパルクフェルメでサスペンションのセットアップを変更したことでピットレーンスタートを選択。
ガスリーとアロンソがソフトタイヤ、ぺレス、周冠宇、サージェントがハードタイヤ。その他のドライバーはミディアムタイヤをスタートタイヤに選択。
■レース展開
天気は晴れ 気温25℃ 路面温度44℃ ドライコンディションでレーススタート
スタートは順当なスタートを切り、フェルスタッペン、ノリス、フェラーリの2台の順。角田はスタートを失敗してハミルトンとヒュルケンベルグに先を許し9位。ペレスは10位でオープニングラップを通過。
LAP10 7位ハミルト以下は1分21秒台で走行する中、角田の前を行くヒュルケンベルグは1分22秒台で0.6秒遅いペース。そのヒュルケンベルグに角田は1秒以内の差でついていくが追い抜きができない。
LAP13 角田がピットイン ハードタイヤに交換しヒュルケンベルグのアンダーカットを狙う。
LAP14 角田に反応して、ヒュルケンベルグがタイヤ交換するが、角田の後ろでコース復帰。角田のアンダーカット成功!
その後、角田はヒュルケンベルグをDRS圏内から弾き出し引き離す。
LAP39 ハードタイヤのペレスもピットインし、全車タイヤ交換を終えた時点で、トップ フェルスタッペン、2位ノリス、3位ルクレールの順。
角田はメルセデス勢の後ろの8位、ペレスは9位でコースイン。
LAP43 ペレスは新しいミディアムタイヤでが角田をパスし8位。角田は9位。
LAP51 ストロールが角田に対して25周新しいタイヤで角田をパス。
ストロール9位 角田10位
LAP54 6位ラッセルが2回目のタイヤ交換。7位ハミルトンの後ろは20秒以上離れているので6位から7位に後退。
LAP45から2位ノリスはペースを上げトップのフェルスタッペンを追いあげるが、フェルスタッペンも負けじとペースを上げる中、ファイナルラップで追いつき0.8秒差になるが、フェルスタッペンが抑えきりトップチェッカー!
2位ノリス。トップとの差0.725秒。
3位はルクレール。フェラーリの母国GPで表彰台獲得。
角田は10位で1ポイント獲得。
■ラップタイム
フェルスタッペンは第1スティントで2位以下を引き離したのが大きく、第2スティントのペースがそれほど良くなかったので、メルセデス以下の上位は、ほぼフェルスタッペンと同じくらいのペース。
第2スティントはノリスがフェルスタッペンを上回るペースで追うが、フェルスタッペンもノリスの追い上げを凌ぎなんとか
角田は、スタートでヒュルケンベルグに先を越されてしまったことと、FP2からロングランに懸念があり、トップグループに対しては約1.5秒遅いペースだったので、予選のポジションからダウンを余儀なくされたがライバルであるヒュルケンベルグの前で、大きな1ポイント獲得となった。
■レース結果
次戦モナコGPは、日本時間 5月24日 20時30分~FP1スタートです。