2025年 F1 エミリア・ロマーニャGP の決勝が行われました。
イタリアのボローニャ郊外に位置するアウトドローモ・エンツォ・エ・ディーノ・サーキット。通称イモラ・サーキット。
DRS 1か所 コーナー数19 1周4.909kmの距離を63周 309.049kmの距離で争われます。
■スターティンググリッド
予選でクラッシュした角田は、CEとESを規定数以上の交換とパルクフェルメでのしPU交換でピットレーンスタートとなりました。
アルピーヌのコラピントは、セッション開始時間が発表される前にピット出口に侵入したことで1グリッドダウンで16位からのスタート。

■レース展開
天気は晴れ 気温24℃ 路面温度45℃ ドライコンディションでレーススタート。
ポールのピアストリと3番グリッドのラッセルが良いスタート。ターン1のブレーキングでフェルスタッペンがピアストリに並びトップに浮上!!
ルクレール、ラッセル、アストンマーティン、サインツ、ピアストリが早々LAP14辺りにピットインし2ストップ作戦。各チーム2人のドライバーでタイヤの作戦を分けた展開。
ピアストリは1ストップ作戦の最後尾に追いつき何台か抜かないといけなくタイムが上げられない中、トップのフェルスタッペンはクリーンエアで逃げる。
LAP29 オコンがトサコーナーの立ち上がりでマシントラブルでストップ。VSC
この間に、1ストップ作戦のドライバーがピットインし、トップのフェルスタッペンはトップでコース復帰。ピアストリとの差は21秒。その後ピアストリが2回目のタイヤ交換し4位で、2ストップ作戦は失敗。
この時点で、トップにフェルスタッペン、ノリス2位、アルボンが3位!
LAP40 ピアストリがアルボンをオーバーテイクし3位に浮上。マクラーレン2-3
LAP46 母国GPのアントネッリがトサコーナー立ち上がりでマシントラブルでストップ。セーフティーカー。
この時、トップのフェルスタッペンはタイヤ交換。ノリスもタイヤ交換したが、ピアストリはタイヤ交換せず2位、ノリス3位。
4位のアルボンも新品タイヤに交換し5位に後退も、前の4位は18周走ったタイヤのルクレール。
残り10周で再スタート!フェルスタッペンは新品タイヤを生かし逃げる。
再スタート直後に11位だった角田が10位ポイント圏内まで浮上!
LAP58 新品タイヤのノリスが16周古いタイヤのピアストリを抜いてノリス2位、ピアストリ3位。
LAP60 新品タイヤのアルボンがタイヤ交換していないルクレールに襲いかかりターン1で並ぶがアルボンがコースアウト!審議。ハミルトンもアルボンを抜きフェラーリ4-5。アルボンは6位まで後退。
ファイナルラップで、審議中のルクレールはアルボンにポジションを戻しアルボン5位、ルクレール6位。その後審議の結果ペナルティは無し。
LAP63 フェルスタッペンが2位に6.109秒差をつけ優勝!
2位ノリス、2ストップ作戦のピアストリは3位に終わった。
ピットレーンスタートの角田は1ストップ作戦を決行。VSCにも助けられ終盤のセーフティーカー明けに10位まで浮上。その後セーフティーカー中に新品ミディアムタイヤに交換したアロンソが角田に迫るが抑え込み10位を死守。1ポイント獲得。

■ラップタイム

■レース結果

次戦モナコGPは、日本時間 5月23日 20時30分~FP1スタートです。