2023年F1グランプリ第16戦 シンガポールGPがマリーナベイ市街地コースで行われました。
気温30℃ 路面温度37℃ ドライコンディションでレースがスタート。
昨日の予選でクラッシュしたアストンマーティンのストロールがレース欠場を発表しており、19台でレースが行われました。
スタートタイヤは、レッドブルの2台とボッタス(アルファロメオ)はハードタイヤ、ルクレール(フェラーリ)、角田(アルファタウリ)、周冠宇(アルファロメオ)がソフトタイヤ、その他のドライバーはミディアムタイヤでスタート。
スタートはルクレールがソフトタイヤの利点を生かし2位に浮上しフェラーリ1-2。ハミルトンもノリスを交わしメルセデス3-4。
2周目に角田 裕毅はペレスと接触。タイヤがパンクしターン14でストップ。
20周目 サージェント(ウィリアムズ)がターン8を曲がり切れずウォールにクラッシュ。フロントウィングを壊し、引きずりながらピットに戻る際にデブリを落としながらの走行。
その直後にセーフティーカー先導となり、ほとんどのドライバーがタイヤ交換する中、フェラーリのルクレールは2位から6位に後退。レッドブルの2台とボッタス(アルファロメオ)はハードタイヤスタートにつきコースに留まる作戦で20周時点でフェルスタッペン2位、ペレス4位。セーフティーカー中にタイヤ交換したドライバーはタイヤ交換義務を消化しているが、レッドブル勢まだ1回タイヤ交換が必要。
2位から再スタートしたフェルスタッペンは次々とオーバーテイクを許し6位まで後退。ペレスも7位。
40周目にレッドブルが動き、ペレスがタイヤ交換し7位から18位まで後退。
続いて41周目にフェルスタッペンがタイヤ交換し6位から15位まで後退。
43周目にオコン(アルピーヌ)がマシントラブルでストップ。VSC(ヴァーチャルセーフティーカー)となる。
この際にメルセデス勢がミディアムタイヤに交換し、トップのサインツより約1.5秒速いペースで追い上げる。
残り4周でメルセデスが2位のノリスに追いつくがラッセルはノリスを抜くことができない。
残り1周、ラッセルがターン10でウォールに接触しコースアウト、クラッシュ!
サインツはトップを守り抜きポールトゥウィン!
2位ノリスもラッセルの攻撃から見事に守り抜き、トップから0.812秒遅れで2位を死守!
3位はトップから1.269秒遅れでメルセデスのハミルトン。
今季初めてのレッドブル以外のチームの優勝!
1988年のマクラーレンホンダの連勝が止まった時もモンツァでフェラーリが優勝したが、今回もフェラーリがレッドブルホンダの連勝を止めた。
【ラップタイム】
【レース結果】
次戦はいよいよ日本GPです。
日本GPは、私も観戦に行きますので、ブログはレース終了後に更新となってしまいます。ご了承願います。
FP1は9月22日 11時30分からスタートします。