2023年F1 第14戦オランダGP決勝が、ザントフォールトサーキットで行われました。
スタート時は気温18℃ 路面温度30℃ ドライコンディションだが降水確率70%
【スターティンググリッド】
八ミルトン(メルセデス)とヒュルケンベルグ(ハース)がミディアムタイヤ。その他のドライバーはソフトタイヤでスタート。
マグネッセンはMGU-K以外のPU部品とギヤボックスを交換しピットレーンスタートを選択
【レース展開】
スタートと同時に雨が降りだし1周目にペレス(レッドブル)、ガスリー(アルピーヌ)、ルクレール(フェラーリ)、周冠宇(アルファロメオ)、アルファタウリの2台、マグネッセン(ハース)がすぐさまピットに入りインターミディエイトタイヤに交換。
2周目にフェルスタッペン(レッドブル)、アロンソ(アストンマーティン)、サインツ(フェラーリ)、オコン(アルピーヌ) が入り1周目に入った方が有利になりトップはペレス。
ウィリアムズの2台、ピアストリ(マクラーレン)、ヒュルケンベルグ(ハース)、ボッタス(アルファロメオ)はドライタイヤのままステイし下位に転落。
10周目から、ハミルトン、ヒュルケンベルグがソフトに交換し、中団のインターミディエイト勢がソフトに交換。
12周目に2位のフェルスタッペンがソフトタイヤに交換。13周目にペレスがソフトタイヤに交換し、フェルスタッペンがペレスをアンダーカットする形となりトップに浮上。
全車ソフトタイヤになった13周時点での順位、トップ フェルスタッペン、2位ペレス、3位アロンソ、4位ガスリー、5位サインツ 角田裕毅は9位
16週目にウィリアムズのサージェントがウォールにクラッシュしセーフティーカー先導となる。
角田はノリスがDRSで何度もオーバーテイクを試みるがうまくブロックし高バトルを繰り広げる。
43周目にノリスがソフトタイヤに交換し、角田のアンダーカットを狙う。その後角田の後方のドライバーが続々とピットインするが、角田はソフトタイヤを交換せず雨が降るのを待つが他のドライバーより1周あたり2~3秒遅いペースで入賞圏から脱落。
ラッセルがソフトタイヤで遅い角田にターン1でアウトからオーバーテイクし並ぶが角田がアンダーステアが出て若干外に膨らみラッセルと接触。この接触で角田は5秒ペナルティを課せられる。
61周目に再び雨が降り各車一斉にインターミディエイトタイヤに交換。オコンのみウェットタイヤ。
64周目、雨が酷くなり 2位走行中のペレスがターン1でコースアウトし3位まで後退。
その後同じターン1では角田裕毅とハミルトンが止まり切れずコースオフするが、グラベルで減速しウォールにクラッシュは免れるが、周冠宇はランオフエリアの舗装路面を真っすぐ行き止まり切れずウォールにクラッシュ。バーチャルセーフティーカーその後、雨により赤旗中断。
レース再開時は2周のセーフティーカー先導を経てローリングスタートでレース再開。5周のスプリントレースを繰り広げ、フェルスタッペンが母国グランプリ3連勝、今季9連勝でベッテルの記録に並んだ。
2位に、久しぶりの表彰台を獲得したアロンソ、3位にアルピーヌのガスリー。アルピーヌに移籍して初めての表彰台。
実質3位フィニッシュのペレスはピットレーンでのスピード違反で5秒ペナルティを課せられ4位に後退。
角田はソフトタイヤで粘る作戦が失敗し13位フィニッシュも、ラッセルとの接触によるペナルティで15位に後退。
マグネッセンはセーフティーカー先導中前の車との間隔を必要以上にあけ5秒ペナルティが課せられ16位となっている。
【ラップタイムデータ】
【レース結果】
次回はイタリアGPです。
日本時間9月1日20時30分からFP1スタートです。