2024年 F1 オランダGP の決勝がザントフォールト・サーキットで行われました。
DRSゾーンは2か所 1周4.259kmを72周 306.587kmの距離で争われます。
■スターティンググリッド
予選後、ウィリアムズのアルボンがフロアの規定サイズ違反でタイム抹消で最後尾スタート。
メルセデスのハミルトンがプレスのタイムアタックを妨害し3グリッドダウン
ハースのマグネッセンは予選後のパルクフェルメでCEとESを規定数以上の3器目に交換しピットレーンスタートとなっている。
スタートタイヤは、ハミルトン、角田、ボッタスがソフトタイヤ。ピットレーンスタートのマグネッセンがハードタイヤ。その他のドライバーはミディアムタイヤでスタート。
■レース展開
天気は晴れ 気温19℃ 路面温度29℃ ドライコンディションでレーススタート。
スタートは、2番グリッドのフェルスタッペンが良いスタートを決めてターン1をトップで通過!スタートが課題のポールポジションノリスは2位。3位ラッセル、4位ピアストリの順。
後方では、ソフトタイヤでポジションアップを狙った角田はスタート失敗。同じソフトタイヤのヒュルケンベルグに抜かれてしまい12位。同じソフトタイヤで14番グリッドからスタートしたハミルトンは1つポジションを上げて13位。
LAP18 トップ争いで2位ノリスがトップのフェルスタッペンをパスしトップを取り返す。ノリスはその後フェルスタッペンを引き離しにかかり27周目には6.2秒差。
フェルスタッペンは、28周目にハードタイヤに交換し追い上げを図るが、ノリスも次の周にハードタイヤに交換。その後も、ノリスはフェルスタッペン引き離し、22秒差をつけてチェッカー!ファイナルラップにはファーステストラップも記録し、ポールトゥウィン!ファーステストラップ、ドライバーオブザデイと記録を総なめ。夏休み明け初戦を圧倒的な強さで今季2勝目を飾った。
予選6位で速さが無かったフェラーリのルクレールは、スタートで5位にポジションアップ。タイヤ交換までは、ピアストリの後方でチャンスを伺う。
LAP25 上位陣の中では最初にピットインしピアストリのアンダーカットを狙う。一方ピアストリは34周目まで引っ張りタイヤ交換。この時ルクレールはピアストリの7秒前でアンダーカット成功。
タイヤ交換を済ませたピアストリは猛烈にプッシュし40周目にハミルトンをパス。LAP45にはアンダーカットを許したルクレールに追いつきオーバーテイクを試みるが、ルクレールが踏ん張る。ルクレールは27周の間1秒前後差のピアストリを抑え込み3位でチェッカー!表彰台獲得!!
VCARBの角田は、スタートでソフトタイヤのグリップを生かしきれずヒュルケンベルグに前を行かれ13位、その後ヒュルケンベルグを抜くことができないまま、
LAP14 角田とヒュルケンベルグが同時にピットイン。タイヤ交換後もヒュルケンベルグの後方でレースを展開もペースが上がらず。LAP32に2回目のタイヤ交換。タイヤ交換後、今度はオコンの後ろで思うように走れないまま43周目頃からペースが落ちはじめ、結果17位でチェッカー。思うように走れずフラストレーションの溜まるレースとなってしまった。
一方チームメイトのリカルドは13番グリッドからスタートで15位まで落ちるが、順当な1ストップ作戦で12位。
■ラップタイム
■レース結果
次戦イタリアGPは、日本時間8月30日 20時30分~FP1スタートです。