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トルコGP プラクティス1  ハミルトンがトップタイム

2021年F1グランプリ 第16戦 トルコグランプリが開幕した。 
本来はこの日に日本グランプリが開催される予定が、コロナの影響で中止になり、代わりにトルコグランプリが開催されている。本来日本グランプリが開催される予定だったことで、レッドブルとアルファタウリはリアウイング後方に日本語で”ありがとう”の文字が入り、今年でF1から撤退するホンダに感謝の気持ちを表している。レッドブルはいつもの紺色から白を基調とした日の丸カラーの車体を持ち込んでおり、フェルスタッペンのヘルメットと合っていて、これもカッコいい。

このプラクティス1で、メルセデスのハミルトンがパワーユニットの一部品(ICU)を交換し年間使用数オーバーで10グリッド降格が決定している。その他にフェラーリのサインツはパワーユニットの部品(ICE、TC、HGU-H)とES、CEを交換しており、年間使用数オーバーで最後尾からのスタートとなる。

セッションは、天候は晴れ、気温19℃ 路面温度29℃ ドライコンディションで1時間のセッションがスタートした。

ドライバーの最速タイムは以下のとおりで、トップはメルセデスのハミルトン。2位にはチャンピオン争いをしているレッドブルのフェルスタッペンが入ったが、ハミルトンから0.425秒遅れている。今回はフェラーリ勢が好調で3位にルクレールが入り、2位のフェルスタッペンと同等のタイムを叩き出している。日本の角田裕毅はトップから2.458秒遅れの18位でセッションを終えている。

次にロングランでの最速タイムを抽出してみた。下記表のとおりとなる。ロングランでの最速タイムはメルセデスのハミルトン。続いてボッタスが2位。3位にフェラーリのルクレールが入り好調。フェルスタッペンは4位でハミルトンから0.785秒遅れている。

ハミルトンのロングランのタイムは安定して28秒代を出しており仕上がりは良さそうだ。一方同じメルセデスのボッタスはハミルトンと同じソフトタイヤだがラップタイムの落ちが早く3周目以降1秒ずつ遅くなっており平均すると中団勢より悪いタイムだ。

好調フェラーリの2人は、2周目にロングラン最速が出ており、それ以降急激にタイムが落ちており、今のままでは、予選は速いがレースペースが遅いいつものフェラーリになってしまう。P2以降課題が多そうだ。

レッドブルのフェルスタッペンもレースペースはあまり良さそうでなく、ロングランの計測開始1周目こそ4位のタイムだが2周目以降29秒中盤で走行を続けている。ライバルのハミルトンは28秒中盤を4周続けて出している。今回はハミルトンが速そうだ。

いつもプラクティスでも上位にいるガスリーはタイムは良くないが、安定して29秒前半を出せているので、中団勢の中では、それほど悪くはないのかもしれない。角田裕毅は終始セットアップに専念していた。

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