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F1カナダGP 決勝 フェルスタッペン今季6勝目 角田は入賞ならず

F1グランプリ 第9戦カナダGP 決勝が6月18日にジル ビルヌーブ サーキットで行われました。

1周4.361kmのサーキットを70周 305.27kmで行われます。

天候は曇り 気温18℃ 路面温度32℃ ドライコンディション

スターティンググリッド

昨日の予選から順位変動があり、
予選2位のハースのフュルケンベルグが赤旗時ピットに帰る際に減速しなかったことで3グリッドダウンで2位から5番グリッド。

予選13位のストロール(アストンマーティン)はターン7でオコンのタイムアタックを邪魔したことで、3グリッドダウンで13位から16番グリッド。

予選16位の角田 裕毅(アルファタウリ)はターン10でヒュルケンベルグのアタックを邪魔したことで3グリッドダウンで、16位から19番グリッド。

予選8位のサインツ(フェラーリ)はターン13でガスリーのタイムアタックを邪魔したことで3グリッドダウンで予選8位から11番グリッドへ降格となっている。

レース展開

スタートでハミルトンの蹴りだしが良く2位に浮上。1周目に角田はピットインしてハードタイヤに交換。単独走行でトップ4に次ぐタイムで追い上げる。

13周目にラッセルがターン9でクラッシュでセーフティカーがコースイン。セーフティーカーのタイミングで各車ピットインしてミディアム勢はハードに交換。
この時点で角田は13位まで浮上。
ラッセルはピットに戻ることができ、タイヤを交換してレース復帰。最下位から8位まで順位を上げたが、55周目にリタイア。

23周目にアロンソがハミルトンをオーバーテイク!アロンソが2位に浮上。

40周目にハミルトンが動き、ミディアムタイヤに交換。
次の周の41周目にアロンソがピットイン。アロンソはハードタイヤに交換。次の周の42周目にトップのフェルスタッペンがピットインしミディアムタイヤに交換。
ミディアムタイヤのハミルトンはハードタイヤのアロンソを60周目に1.5秒差まで追い上げるが、ハミルトンのミディアムタイヤもペースが落ち始め、アロンソが2位を守り抜いた。

優勝はフェルスタッペン(レッドブル)。無線でウォールにヒットしそうな場面もあったと笑っていたが、1度もトップを譲ることなく独走の今季6勝目。

中断グループはトップスピードが速いウィリアムズのアルボンが1ストップ作戦で7位まで浮上。その後54周目以降オコン(アルピーヌ)がアルボンのDRS圏内を走行するがアルボンは7位を死守し今季2度目のポイント。ドライバーオブザデイにも選ばれている。

地元凱旋のストロール(アストンマーティン)は残り1周の時点で11位走行も、最終周でボッタス(アルファロメオ)を抜き、ノリス(マクラーレン)が5秒ペナルティで後退したことで9位フィニッシュ。地元でポイント獲得となった。

予選もペナルティに泣いた角田 裕毅は、1周目にタイヤ交換し、前がいない状態でハードタイヤで攻めの走り!トップ4に次ぐペースで快走を続け最後尾まで10秒差まで追い上げるも、最後尾に追いつく前にラッセルのクラッシュでセーフティーカーが入ってしまう。ミディアムタイヤスタートしたドライバーはセーフティーカーのタイミングでハードタイヤに交換。この時点で角田は13位。

セーフティーカーが入る前まで角田は1分18秒前半のペースで走行していたが、このペース以上で走行していたドライバーはトップから4位のラッセルまで。もし、角田が最後尾に追いついた時点でセーフティーカーが出ていれば、単純計算で8位くらいまでは上がれていただけに悔やまれる。

序盤は良いペースだったが、終盤になるとペースダウン。やはり、FP2で一発のタイムは良くなく15位に沈んでいたが、ロングランで燃料が重い状態で速かったので、序盤は前がいない状態で速いペースで走行でき、燃料が軽くなるとペースが厳しくなってしまっており、今回のマシンとしてはこの作戦がベストだったのではないでしょうか。結果14位。いつもはポイント近辺での順位でフィニッシュすることが多かったが、今回は終盤のペースダウンが響いてポイントが遠い位置でのフィニッシュとなってしまった。

GAPグラフ

ラップタイム

レースリザルト

次回のレース
次回はレッドブルの本拠地であるオーストリアGPです。
6月30日 日本時間20時30分 FP1スタートです。

Posted in カナダGP, レッドブル

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