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TIME GAPグラフでみるRd.9オーストリアグランプリ レッドブル・ホンダ5連勝

レッドブル・ホンダは第5戦のモナコGPから1週間前の第8戦シュタイアーマルクGPまで4連勝中で迎えた、先週と同じレッドブルリンクサーキットで行われた第10戦オーストリアGPが2021年7月4日に決勝を迎え、レッドブル・ホンダのフェルスタッペンが優勝し自身3連勝、レッドブル・ホンダは5連勝を飾った。

スターティンググリッドは上記の順となった。

決勝レースでのトップからの差を現したグラフが以下となる。

FIAデータ引用しグラフ作成

天候は晴れ、気温27℃、路面温度52℃のドライコンディションでレースがスタートした。

上位は各車順調のスタートをきったが後方でアルピーヌのオコンがアルファロメオとハースの車に接触しフロントサスペンションを壊しリタイアとなった。これでセーフティーカーが入った。

4周目にリスタート。グラフを見るとトップを走るレッドブル・ホンダのフェルスタッペンのペースが速く2位以下が付いていけない。メルセデスのハミルトンも前を行くノリスのペースに付き合わされていると思いきや、ノリスを抜いてもフェルスタッペンのペースよりは遅く差が広がる一方(①)。ハミルトンは途中縁石でマシンにダメージを負いペースダウンし4位まで後退しフィニッシュ。フェルスタッペンは1度もラップリーダーを譲ることなく1位フィニッシュ。フェルスタッペンの完勝と言えるだろう。

予選2位で好調のノリスは、リスタート序盤はペレスと争い、ターン5でペレスがアウトに並んだがコースオフする場面がありタイムペナルティ5秒の裁定が下される、直後ハミルトンにパスされるまで16周もハミルトンを抑えることができている。ボッタスの前で3位を走行中、31周目にタイヤ交換でピットイン。同時にボッタスもピットに入ったが、ノリスは5秒ペナルティを消化したことで3.6秒ボッタスの後方でコースイン。その後ボッタスを追いかけ53周目には後退してきたハミルトンをパスし(②)、2位ボッタス、3位ノリスの順になる。そのままの順位でフィニッシュし3位表彰台を獲得した。

ホンダ勢は、レッドブル・ホンダのペレスが6位。アルファタウリのガスリーが9位、日本の角田裕毅は12位でフィニッシュした。ペレスはリスタート直後、ノリスとのバトルでコースアウトしてしまい10位まで後退。その後ルクレールとのバトルで2度ルクレールをコースオフさせたことで5秒×2度=10秒ペナルティの裁定が下り、ハミルトンの後ろ5位でフィニッシュするが、最終的に6位となる。

アルファタウリのガスリーと角田は予選でソフトタイヤでQ3進出したのだが、ライバル達はミディアムタイヤでレーススタートしており、15周目にタイヤ交換を余儀なくされコースインすると、ガスリーと角田は最後尾まで後退(④)。そこから両者ハードタイヤで追い上げ、全車1回目のタイヤ交換を済ませたあたりでは、ガスリーが6位、角田が10位を走行していたが、ライバルのフェラーリ、アルピーヌ、ウィリアムズは1ストップ作戦に対してアルファタウリ勢は2ストップを強いられ最終的に、ガスリー9位、角田は12位でフィニッシュとなった。

レース結果は以下の通り

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