F1アブダビGP決勝
2022年シーズンも最終戦。
ベッテルの引退レースにつき、レース前に全ドライバーから見送られるセレモニーもありました。
このレースでリカルド、シューマッハ、ラティフィが来年のシートが無くラストレースになります。
アロンソ、ガスリーがチームを移籍する予定で、現チームでは最後のレースとなります。
このレースの見どころは、ランキング2位争い。ペレス(レッドブル)とルクレール(フェラーリ)で先にフィニッシュした方がランキング2位獲得となります。
【スターティンググリッド】
フロントローにレッドブルの2台、2列目にフェラーリの2台、3列目にメルセデスの2台が並んだ。角田は11番グリッドからポイントを狙う。
スタートタイヤはガスリーがソフト、マグネッセンとボッタスがハード、その他のドライバーはミディアムを選択。
【レース展開】
スタート ほぼスターティンググリッド通りの順でターン1を通過。
サインツ(フェラーリ)とハミルトン(メルセデス)が接触しハミルトンがコースをショートカット。
リカルドがスタートで遅れ、角田は11位。
ベッテルも9位を走行し何度か前を行くオコン(アルピーヌ)に襲い掛かり数周にわたってバトルを繰り広げる。
15周目 続々と中断グループのドライバーがミディアムタイヤからハードタイヤに交換。
角田は、2周早くタイヤ交換したストロールに、アンダーカットされ順位を1つ落としてしまう。
22周目 ベッテルとボッタスを除いて1回目のタイヤ交換が終わり、ランキング2位争いのペレスが2位、ルクレールが3位を走行。
角田は12位を走行。
ベッテルをケアして追い抜かないで走行していたアロンソは、タイヤ交換後順位を落とし角田の後ろに後退。24周目角田をパスしアロンソ12位、角田13位。
27周目 ベッテルはにタイヤ交換し1ストップ作戦。タイヤ交換後は19位まで後退してコースに復帰。
28周目 アロンソは水漏れでリタイア。角田が10位。
34周目 ペレスがハードタイヤに交換。
37周目 フェラーリはルクレールの1ストップ作戦に切り替えを指示。この時点で、ペレスはルクレールに対して約1秒速いペースで走行。18秒差 残り21周!
40周目 角田が2回目のピットストップでハードからソフトへ交換。
45周目 ペレスがハミルトンを抜くが抜き返されタイムを約1秒失う。
ハミルトンは去年チャンピオンを失うペレスとのバトルの仕返し?
46周目 ペレスがハミルトンをオーバーテイクし3位。ルクレールは2位で一騎打ち。
48周目 フェルスタッペンが無線でペレスにゲキを飛ばす。ペレスは昨年ハミルトンとのバトルでフェルスタッペンのチャンピオン獲得に大きく貢献していたのに、フェルスタッペンは結局ペレスのサポート何もしてないじゃん!
55周目 ハミルトンがマシントラブルでスローダウン。
ファイナルラップ ペレスとルクレールの差は2秒
チェッカー フェルスタッペンが優勝!
ルクレールは1ストップ作戦でペレスを1.3秒差で振り切って2位、3位ペレス。ランキング2位はルクレールの手に。
もし、45周目のペレスがハミルトンを1回で抜いていたら、グラフの半透明部の推移で差が縮まり、ラスト2周でペレスとルクレールのバトルが見れたかもしれなかったが残念。
ベッテルは1ストップ作戦を決行し10位入賞で締めくくり。
角田は惜しくもベッテルの後ろの11位でポイント獲得はなりませんでした。
【レース結果】
TOP3がホームストレートに戻ってきたらコース上でドーナツターン
遅れて戻ってきたベッテルも、ホームストレートでドーナツターン!
最終戦ならではですね。
ファーステストラップ ランド・ノリスが獲得 1:28.391
ドライバーオブザデイ 引退レースのベッテルが獲得
2022年シーズンはサッカーワールドカップに合わせて終了しました。
お疲れさまでした。
2023年は3月3~5日 バーレーンGPで開幕です。今から待ち遠しいですね!