F1サンパウロGP決勝がブラジルのインテルラゴスサーキットで行われ、メルセデスのラッセルが自身初優勝を飾り、メルセデス1-2を成し遂げた!
【スターティンググリッド】
サインツがPUのICE交換で5グリッドダウンで、スプリント2位から7番グリッドに降格。
角田がパルクフェルメでの部品交換でピットレーンスタートを選択。
スプリント1位のメルセデスのラッセルがポールポジション、2番グリッドに同じくメルセデスハミルトンとなりメルセデスのフロントローからのスタートとなる。

気温22℃ 路面温度39℃ 気圧922mb 曇りのドライコンディションでレースがスタートした。
レッドシグナルが消えてレースがスタート!
メルセデスの2台は良いスタートを決めてターン1に1-2体制で通過。3位と4位にレッドブルの2台が続く。
後方で、ターン8でリカルド(マクラーレン)がマグネッセン(ハース)に接触しマグネッセンがスピン!スピンの勢いでリカルドに接触し、リカルドがタイヤバリアに突っ込み2台がリタイアとなり、セーフティーカー出動。
再スタート直後のターン1で3位のフェルスタッペン(レッドブル)が2位のハミルトンに襲いかかり接触。ハミルトンは無傷でコースに復帰するが9位まで後退。フェルスタッペンはフロントウィングを壊しピットで修復。直後フェルスタッペンに5秒ペナルティが言い渡される。
その直後、ターン7でノリス(マクラーレン)とルクレール(フェラーリ)が接触し、ルクレールがバリアに激突!するもレースに復帰。
トップ争いは、トップのラッセルが2位ペレスをDRS圏外に追いやりレースをコントロール。19周目頃からペレスのペースが落ち始め23周目にピットイン。
3位のミディアムタイヤを履いているサインツは、再スタート直後からソフトタイヤのラッセルとペレスについていけなく、17周目にピットインしソフトタイヤに交換。タイヤ交換からトップのラッセルよりも速いペースで追い上げる。
24周目にトップのラッセルがミディアムタイヤに交換。この時、ハミルトンがタイヤ交換を遅らせトップとなるがタイヤ交換を済ませたラッセル、サインツ、ペレスの方がハミルトンより速いペースで追い上げる。
30周目にハミルトンがタイヤ交換。今度はハミルトンは新品タイヤでペースを上げて43周目に2位走行中のペレスをパス。
36周目にサインツがソフトからミディアムに交換。
47周目にペレスが同じミディアムにタイヤ交換。
48周目にハミルトンがミディアムからソフトに交換し、2位サインツ、3位ハミルトン、4位ペレスの順。
52周目にノリス(マクラーレン)がマシントラブルでストップしバーチャルセーフティーカーからセーフティーカーとなり、3ストップのサインツがバーチャルセーフティーカーの隙にソフトタイヤに交換。
1位ラッセル(ソフトタイヤ)2位ハミルトン(ソフトタイヤ)3位ペレス(ミディアムタイヤ)、4位サインツ(ソフトタイヤ)でペレスがタイヤで劣勢。サインツが新品のソフトタイヤで有利な状況で再スタート。
63周目、ソフトタイヤのサインツがミディアムタイヤのペレスをパスし3位浮上。
ここからミディアムタイヤのペレスはソフトタイヤのルクレール、アロンソ、フェルスタッペンに抜かれ7位まで後退。
ラッセルは危なげなくレースをコントロールし、見事にトップでチェッカーフラッグ!スプリントから安定したレースでトップをキープし、キャリア初優勝を成し遂げた。
2位にハミルトンが入りメルセデス1-2フィニッシュ!!シーズン終盤にきてメルセデス復活!もっと早く復活してくれると面白かったのに。
3位サインツ、序盤のクラッシュから見事な追い上げでルクレールが4位フィニッシュ。
フェラーリの3-4フィニッシュ。
アルピーヌのアロンソがしぶとい走りで5位。
今シーズンチャンピオンのレッドブルは6-7フィニッシュ。
終盤、レッドブルは、ルクレールとポイント争いをしているペレスに、今期チャンピオンが決まっているフェルスタッペンに順位を譲るよう指示するが、フェルスタッペンは譲らず。
ルクレールがペレスと同点に並び、ルクレールが勝数で上回りランキング2位に浮上。
アルファタウリの角田は良い所なしの最下位17位でサンパウロGPを終えた。
次回は昨年4位に入ったアブダビGPにつき、頑張ってほしいですね。
ガスリーも入賞圏内を走行していたが、最終的に14位まで後退。今年のアルファタウリは大苦戦中ですね。

【ラップタイムとタイヤ】

【レース結果】

ファーステストラップはメルセデスのラッセルが奪い、1:13.785
ドライバーオブザデイはメルセデスのハミルトンが獲得。
次戦はいよいよ最終戦 アブダビGPです。
日本時間11月18日19時~FP1スタートします。