F1メキシコGPが開幕。
メキシコシティ郊外にある、エルマノス・ロドリゲスサーキットでFP1スタート。
ここは、富士山の5合目くらいの標高で、空気が薄いことで、エンジンパワー、冷却、ダウンフォースが得られにくいサーキット。
FP1はレギュラードライバーに替えて、若手ドライバーを乗せるチームが多く、5人のドライバーが替わりに乗っている。その中に、角田に替わってリアム・ローソンがFP1で走行している。
【トップからの差】
FP1最速タイムはフェラーリのサインツ1分20秒707をマーク。
続いて同じくフェラーリのルクレールが僅差の0.046秒遅れの2位タイム。
3位に地元凱旋のレッドブルのペレスと、2022年チャンピオンのフェルスタッペン(レッドブル)が0.12秒遅れで同タイム。
5位、ハミルトン(メルセデス)、6位アロンソ(アルピーヌ)、7位ボッタス(アルファロメオ)が続いた。
アルファタウリ勢は、ガスリーが9位でトップから0.6秒遅れ。
角田の代わり走行した、ローソンは16位タイムをマークしたものの、終盤ブレーキトラブルでブレーキが炎上するシーンが見られ、コース脇にストップし赤旗の原因となってしまった。

【ベストタイム】

【ロングランベストタイム】
FP2が前回のアメリカGP同様ピレリのタイヤテストとなるため、FP1でロングラン走行するドライバーが多い中、フェルスタッペン(レッドブル)がトップタイム。2位は残り3戦で引退のベッテル。3位にサインツ(フェラーリ)の順。
地元のペレス(レッドブル)は7位タイム。
アルファタウリのガスリーは16人中12位タイム。
トップのフェルスタッペンはハードタイヤで速いペースでの走行でグラデーションが出ているが2位のベッテルから0.6秒速いぺ―スでベッテルよりはタイムの落ちが少く、ライバルである3位のサインツとタイムの落ち具合がほぼ同じでペースが0.9秒速いところをみると、このサーキットでもレースはフェルスタッペンが最速になりそう。

【ドライバー別タイム推移】

FP2は5時からスタートです。
またピレリのタイヤテストで90分間の走行になります。