F1アメリカGP 決勝がサーキットオブジアメリカズで行われ、フェルスタッペン(レッドブル)が優勝しレッドブルのコンストラクターズタイトルを獲得した。
【スターティンググリッド】
予選後角田(アルファタウリ)がギアボックス交換で最後尾スタート、オコンがICE、CE、ESをパルクフェルメで交換しピットレーンスタートとなっている。
予選前に、ルクレール(フェラーリ)がICE、ターボ交換で10グリッドダウン、
ペレスがICE交換で5グリッドダウン、アロンソ(アルピーヌ)がICE交換で5グリッドダウン、周(アルファロメオ)がICE交換で5グリッドダウン となっており、最終スターティンググリッドは以下の通り。
【タイムGAP(トップからの差)】
気温29℃、路面温度34℃ 晴れのドライコンディションでレースがスタート。
2番グリッドのフェルスタッペン(レッドブル)が良い蹴りだしでイン側から前に出てターン1をトップで通過。
ポールポジションのサインツはターン1でラッセル(メルセデス)に追突されスピン。最後尾に落ち、2週目にピットに戻りリタイアとなってしまった。
19周目、ボッタス(アルファロメオ)がスピンしグラベルに嵌まりリタイア。セーフティカー先導となる。
セーフティーカー先導中、ガスリー(アルファタウリ)は前のマシンから10車身以上離れてはいけないルールに対して10車身以上離れてしまい5秒ペナルティとなる。
その後ピットでペナルティを消化しようとしたが、ペナルティによるストップ時間が5秒以下だったため、レース後に10秒ペナルティを課せられた。
再スタート後、アロンソ(アルピーヌ)とストロール(アストンマーティン)が接触し、アロンソの前輪が宙を舞うが無事着地。一方ストロールはコース上でスピンしウォールに接触しリタイア。
トップを快走中のフェルスタッペンは、36周目にタイヤ交換。このタイヤ交換で大きくタイムをロスしてしまい、ルクレール(フェラーリ)にパスされてしまうが、39周目にターン1でフェルスタッペンがルクレールをパス。
この時、ベッテル(アストンマーティン)がラップリーダーとなる。
41周目、トップのベッテルをハミルトン(メルセデス)がオーバーテイクし、ハミルトンがトップに浮上。
アロンソがセーフティーカーの再スタート後のスラッシュでミラーが外れそうになっていたが、48周目にマグネッセン(ハース)の近くでアロンソのミラーが脱落。レース後にハースの抗議でアロンソは30秒ペナルティとなる。
トップを快走中のハミルトンに王者フェルスタッペンが襲い掛かり、50周目にターン1でパス。フェルスタッペンがトップ。ハミルトンが2位となる。
56周目にファルスたっぺんがトップチェッカー!今季13勝目。レッドブルのコンストラクターズチャンピオンが決定!
2位は残り6周でトップを譲ってしまったハミルトン。12番グリッドからスタートのルクレールが3位まで上がって表彰台。
アルファタウリ勢は、ガスリーと角田でタイヤ戦略を分け、ガスリーがミディアム-ハードーハードと繋いだが、角田はミディアムーミディアムーハード。
最後尾スタートの角田は、2回目のセーフティーカー時にはガスリーの後ろの8位まで追い上げ。その後ガスリーのペナルティもあり、7位まで浮上。その後最後のタイヤ交換でハードタイヤに交換。
良いペースで周回を重ねあっという間に周冠宇に追いつくが、なかなか抜けない。周を抜きあぐねているうちにノリス(マクラーレン)とベッテルにパスされる。ノリスとベッテルは角田を抜いた後すぐに周を抜いていったが、角田は51周目にやっとの思いで周をパスし10位でチェッカー!久しぶりの入賞!!
レース後アロンソの30秒ペナルティで9位に繰り上がった。
10/28追記
アロンソのペナルティに対して、アルピーヌが控訴。再審議の末アロンソのペナルティが取り消され7位に繰り上がり。アロンソ以降のベッテル、マグネッセン、角田の順位が1つ降格、オコンが11位で入賞圏外に変更となった。
【ラップタイム順位と使用タイヤ】
優勝はフェルスタッペン(レッドブル)
ファーステストラップはラッセル(メルセデス) 最後後ろのアロンソに20秒以上差をつけていたのでソフトタイヤに交換しタイムアタックしファーステスト獲得。
ドライバーオブザデイは前戦の日本GPに続いてベッテル(アストンマーティン)が獲得。
ベッテルは最終周にもマグネッセンを抜いて7位フィニッシュ。
【レース結果】
次戦は翌週にメキシコGPです。高地にあるロドリゲスサーキットはホンダが得意とするサーキット。ペレスの凱旋レールで、昨年は表彰台に上がったペレスはスタジアムセクションで大騒ぎ。今年も地元での表彰台にのれるでしょうか!?