F1オランダGP FP3がザントフォールトサーキットで行われ、フェラーリのルクレールが最速タイムをマークした。
【ベストタイム】
メルセデスのラッセル(メルセデス)が2位でトップから0.066秒の僅差のタイムをマーク。3位に昨日遅れをとっていたフェルスタッペン(レッドブル)が3位のタイムを出している。
いつものことですが、フェラーリは予選までは最速マシンですね。低速コーナーが多い今回のサーキットではフェラーリがレッドブルより有利との前評判通り、悪くない仕上がりになっていそうですね。
メルセデスはバウンシングが起きにくい、路面の凹凸が少ないザントフォールトサーキットで、路面温度も34℃とやや高めにつき、メルセデスにとっては好条件となり好調。
レッドブルは、昨日のFP2ではフェルスタッペン8位、ペレス12位と下位に沈んでいたが、今日になって挽回。予選でフェラーリ、レッドブル、メルセデスの三つ巴の戦いで面白くなりそうですね。
アルファタウリ勢は、角田16位、ガスリーも15位と苦戦中。セットアップが決まらないように見える。


【ロングラン】
昨日のFP2で通常は各チームロングランのテストを実施するが、角田(アルファタウリ)のコースアウトによるセッション中断で走行できる時間が短くなってしまい、ロングランのテストをしっかりできなかったことで、一部のチームはこの予選前のFP3でロングランをテストしている。
ロングラントップタイムはメルセデスの2台ですが、昨日のFP2のタイムか考えるとメルセデス勢とノリス、オコンは燃料少な目ではないか?
フェルスタッペン(レッドブル)はFP2でロングランを実施する時と同等の燃料量でテストしていると思われるので、参考タイムとして見ておきましょう。
もしこのタイムが各車燃料満タンだったらメルセデス復活!で今季初優勝もありそうですが、現実はやはりレッドブル、フェラーリが強いのではないでしょうかと予想。
アルファタウリ勢はロングラン実施せず。特に昨日のFP2で角田は2周しかロングラン実施していないですが、セットアップが決まっていないので、少しでもマシン性能を引き出せるセットアップを見つける方が優先しているように思われます。

【各ドライバーラップタイム】

次は予選です。日本時間22時にQ1スタートです。
メルセデスがポール争いに加わってくるか!?面白そうな予選になりそうです。