2022年F1アゼルバイジャンGPがバクー市街地コースで行われ、レッドブルのフェルスタッペンが今季5勝目を飾った。2位にペレスが入り、レッドブル1-2フィニッシュで締めくくった。
スタート
気温26℃ 路面温度49℃のドライコンディション。
スタートタイヤは、ほとんどのドライバーがミディアムタイヤを選択、下位のドライバーがハードタイヤを選択しセーフティカーが出る確率が高いコースで戦略を変えてきている。
レース展開
スタートで2位スタートのペレス(レッドブル)がホールショットを奪い、2位ルクレール(フェラーリ)3位フェルスタッペン(レッドブル)4位サインツの順で展開。
中団グループは、スタートからポジション変動がほぼ無いが、角田(アルファタウリ)がベッテル(アストンマーチン)に抜かれ、ポジションを1つ後退。
9周目にサインツがブレーキトラブルでコースオフしリタイヤ。この際にVSCになりフェラーリがタイヤ交換。レッドブルはコミュニケーションミス?でステイ。
ルクレールは新品のハードタイヤでレッドブルより良いペースでGAPを縮める。
その後15周目にペレス、18周目にフェルスタッペンがタイヤ交換するがトップをルクレールに明渡す形となる。
20周目にルクレールの後方から白煙があがり、PUトラブルでリタイヤ。
またトップ快走中のマシントラブル。同じフェラーリPUのマグネッセン(ハース)も同様のトラブルで33周目にリタイヤ。フェラーリPUの信頼性不足がここ数戦目立っている。
1-2体制となったレッドブルは、その後危なげない走行で1-2フィニッシュを決めた。
中団グループは、またもラッセル(メルセデス)は終始単独走行で3位フィニッシュ。
ハミルトン(メルセデス)はガスリー(アルファタウリ)の後ろで序盤レースしていたが、25周目にタイヤ交換していないリカルドマクラーレン)を抜いてからの追上げがすごい!終盤43周目にガスリーに追いつきオーバーテイクを決めて4位にポジションアップ。バウンシングで過酷な環境の中そのまま4位フィニッシュ。
ガスリー(アルファタウリ)は43周目までラッセルの後ろでメルセデスの2台の間を走行していたが、43周目に惜しくもハミルトンに抜かれてしまい、メルセデスの1台を下すことができなかった。
一方角田は、ハミルトンの後ろの実質6位を走行していたが、リアウィングのフラップが折れて38周目にピットイン。テープで応急処置をして再度コースイン。結果13位となってしまい、入賞を逃してしまった。
ルクレールも角田もメカニカルトラブルで入賞を逃すのは悔しいですね!
各LAPのラップタイム順位
次戦は来週カナダGPです。
次戦もアゼルバイジャンGPと同様ストップアンドゴーサーキットなので、アルファタウリに合っているとのことですので、メルセデス攻略リベンジしてほしいですね。