2022 F1サウジアラビアGP 決勝レースが3月27日にジェッダ市街地サーキットで行われマックス フェルスタッペン(レッドブル)が逆転勝利を飾り今季1勝目をあげました。

ジェッダ市街地サーキットは1周6.174kmを50周で行われ、27つのコーナーがあり、最高時速330km/hオーバーの高速市街地コース。
レコノサンスラップで角田(アルファタウリ)がトラブルでコース脇にマシンを止めリタイア。レースをスタートすることなくリタイアとなってしまいました。

殆どのドライバーはミディアムタイヤを選択した中、マグネッセン(ハース)、ハミルトン(メルセデス)、ヒュルケンベルク(アストンマーチン)の3名がハードタイヤでのスタートを選択した。
ポールポジションは、自身初のポールを獲得したペレス(レッドブル)。
気温25℃ 路面温度29℃ ドライコンディション ナイトレースがスタートしました。

スタートで大きなクラッシュもなくホールショットは、ポールポジションからスタートしたペレス(レッドブル)がトップ。ルクレール(フェラーリ)、フェルスタッペン(レッドブル)、サインツ(フェラーリ)と続く。
グラフを見ると、トップ4のレッドブルとフェラーリ以降はグラフの傾斜が急な右肩上がりになっており、ラッセル(メルセデス)はみるみる離されており、トップ4は別格ですね。
トップのペレス(レッドブル)は、2位のルクレールを2秒引き離したところで、タイヤをセーブしてルクレールとのGAPをコントロール。4位のサインツは若干引き離されてGAPが大きくなっていく。
15周目にルクレールが無線でタイヤ交換でピットインするそぶりを見せてペレスをピットに誘い込み、ルクレールはコースに留まりトップに立つ。
その直後、ウィリアムズのラティフィがクラッシュ!バーチャルセーフティカーでスローダウン中にハードタイヤスタートしたドライバー以外はタイヤ交換を済ませ、ペレスは4位に後退。運が悪くかわいそう。
セーフティカー後は、ルクレール(フェラーリ)とフェルスタッペン(レッドブル)がファーステストラップを連発。サインツ(フェラーリ)とペレス(レッドブル)は離されていく。
その後37周目にリカルド(マクラーレン)がトラブルでピットレーン入り口手前でストップ。2回目のバーチャルセーフティカー。ハミルトンはハードタイヤスタートで、ここまでタイヤをもたせており、バーチャルセーフティカー中にタイヤ交換したいとこだったが、ピットレーン入口がクローズとなっており、ピットに入れず。バーチャルセーフティカー後にタイヤ交換し6位から12位に後退。その後追い上げ10位フィニッシュがやっと。
バーチャルセーフティカー後はルクレール(フェラーリ)とフェルスタッペン(レッドブル)の抜きつ抜かれつの攻防。フェルスタッペン(レッドブル)がセクター3でDRSを使ってルクレール(フェラーリ)をパスしトップに立つと、メインストレートのDRSでルクレール(フェラーリ)がフェルスタッペン(レッドブル)を抜き返す。
43周目、最終コーナーで前に出ると、メインストレートで抜き返されてしまうので、両者共最終コーナーで譲り合う場面も。
46周目に、フェルスタッペンはうまくルクレール(フェラーリ)との間合いを取り最終コーナーを抜け、メインストレートでDRSを使ってトップに出る!そのままルクレール(フェラーリ)を抑えてトップチェッカー!!!
ルクレール(フェラーリ)とフェルスタッペン(レッドブル)のバトル中はタイムが遅いので、後方のドライバーとトップとのGAPが右下がりのグラフになってGAPが縮まってます
トップがこんなレースをしていると見ていて面白いですね。それと、やっぱりフェラーリの復活は嬉しいですね。
3位はサインツ(フェラーリ)、4位はポールスタートのペレス。う~ん運が無かった。
当分この4人でトップ4のどこかの順位が決定的ですね。
続いて5位はラッセル(メルセデス)グラフを見ても、ほとんどレースしていなく終始単独走行ですね。やっぱりメルセデスは3チーム目のマシンですね。近年のこんなハミルトンを見るのは初めてですが、そのうちメルでセデスのチーム力、開発力でトップ4がトップ6になってくると更に面白くななりますね。
ファーステストラップはルクレール(フェラーリ)
ドライバーオブザデイもルクレール(フェラーリ)でした。
最終リザルトです。

やっぱり、F1は面白い!
次戦はオーストラリアGPです。日本では昼間に行われるので体に優しいですね。
サウジGPは体にきつかったです。