今年から大きくテクニカルレギュレーションが変わり、マシンの外観も大きく変わった中の一つとして、タイヤのインチアップがあります。昨年までホイール径13インチが今年から18インチに変わりタイヤも偏平なタイヤに変わりカッコよくなりました。
そのタイヤのメーカであるピレリより、今年のグランプリ序盤の第1戦~3戦のタイヤが発表になりました。
ピレリのF1タイヤはドライタイヤ(晴れ用タイヤ)C1~C5の5種類。インターミディエイトタイヤ(溝が浅い雨用タイヤ)、レインタイヤ(溝が深い大雨用タイヤ)の全7種類あります。
その中のドライタイヤは、グランプリ毎にコース特性に合わせてタイヤメーカがコンパウンド(タイヤの柔らかさ)を5種類から3種類選びます。3種類は一番硬いハードタイヤ(白色ライン)、ミディアムタイヤ(黄色)、ソフト(赤色)となります。
コンパウンドはC1が一番グリップが低く耐久性が高く、C5が一番グリップが高く耐久性が低いタイヤとなり、C2~C4はその中間になります。
ピレリは以下のコンパウンドを持ち込むことを発表しました。
ハード | ミディアム | ソフト | |
Rd.1 バーレーンGP | C1 | C2 | C3 |
Rd.2 サウジアラビアGP | C2 | C3 | C4 |
Rd.3 オーストラリアGP | C2 | C3 | C5 |
バーレーンGPは開幕戦で1週間前にプレシーズンテストもあるので、路面状態は良くなっていると思われますのでグリップの低いコンパウンドになるのでしょうか。
サウジアラビアGPは中間のコンパウンド選択となっております。
3年ぶり開催予定のオーストラリアGPはソフトタイヤがC4を飛ばしてC5となっております。もう予選タイヤになってしまい、レースでは使えないのではないかと考えてしまいます。
今週木曜日から、開幕バーレーンのサーキットで開幕前最後の合同テストが開催されます。
ポーポイズ現象か解消しているのでしょうか?各チームのマシンの仕上がりが楽しみですね。