ブラジルでサンパウロGPが11月12日に開幕した。
サンパウロにあるインテルラゴスサーキットで行われ、今回は決勝前にスプリントレースがあるフォーマットとなっている。
今回メルセデスのハミルトンがPUのICE 5機目投入で決勝レースでの5グリッドダウンが決まっている。
この日は天気が心配されたが、曇り空の中セッションがスタートした。
今回のフォーマットは予選までに1回しかプラクティスがないので、事前のシミュレーションが重要になってくる中、ベストタイムは、メルセデスのハミルトンが2位のレッドブル・ホンダのフェルスタッペンに対して0.37秒早い結果となり、ハミルトンの仕上がりが良さそうだ。
中団グループは接戦になっており、アルファタウリ・ホンダのガスリーが5位となっている。6位は以降はフェラーリ勢、アルピーヌ勢の順になっており、マクラーレンが後方に沈んでいるのが気になるところである。
日本の角田裕毅は、11位のタイムを出している。
各車ロングランも試しており、ハミルトンがロングランもトップタイムとなっている。レッドブル・ホンダ勢はスプリントレースへ向けてのデータどりなのか、ソフトタイヤでロングランを走っているが、ハミルトンに対して約2秒遅いペースとなっているのが気になるところである。
日本の角田裕毅は、6番タイムでチームメイトのガスリーより速いタイムを出しているので、ロングランは順調な仕上がりになっていそうでレースに期待したい。