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TIME GAPでみる Rd19.メキシコGP レッドブルのフェルスタッペンが完勝!母国GPペレス3位表彰台!!

2021年F1第19戦メキシコGP決勝が2021年11月7日メキシコ ロドリゲスサーキットで行われ、レッドブル・ホンダが1-3フィニッシュで、フェルスタッペンが今季9勝を飾った。
また、母国グランプリのペレスも3位表彰台で大盛り上がりとなった。

スターティンググリッドは上記の順となった。
ラッセルがギヤボックス交換で5グリッドダウン、角田、ノリス、オコンとQ1でクラッシュしたストロールがPU交換で最後尾スタートとなっている。

天候は晴れ、気温21℃、路面温度47℃のドライコンディションでレースがスタートした。
フロントローのメルセデス2台が良いスタートを決めて2台へ並走しているなか、アウトからレッドブル・ホンダのフェルスタッペンがターン1手前で並びブレーキ競争で前に出てトップに立つ。リカルドがボッタスに追突しボッタスがスピン。その後方ではオコンが角田とシューマッハに接触し角田とシューマッハがリタイアとなってしまった。

1周目の混乱ですぐにセーフティーカーが入り、5周目に再スタートとなる。

再スタート後は、トップのフェルスタッペンが飛ばしハミルトンを引き離していく。グラフを見るとハミルトンは常に右上がりになっており、フェルスタッペンの独走状態となり完勝と言えるだろう。終盤①で全員が約3秒右下がりになっているのは、フェルスタッペンがボッタスのファーステストを阻止するために、ボッタスの前でスローダウンしたことによりLAPタイムが遅いため、GAPが縮まっている。

ペレスはハミルトンに対して12周タイヤ交換を遅らせ、ハミルトンより新しいタイヤで後半のオーバーテイクを狙った作戦に出る。タイヤ交換後はフェルスタッペンと同等のペースでハミルトンを追い上げる。レッドブルよりメルセデスの方がペースが遅いことで、ハミルトンがペレスの位置まで下がってきたようにも見える。ペレスは残り14周でハミルトンに追いつき0.5秒差まで近づくがパスすることができないまま、3位フィニッシュとなった。レースペースはレッドブルの方が速かったが、抜かれないハミルトンの方が凄かったように思える。

中団グループでは、アルファタウリのガスリーが中団勢トップの4位をゲット。第2スティントではフェラーリを引き離す速いペースをフィニッシュまでキープしている②。

5-6のフェラーリは53周目あたりからペースが落ち初めサインツに譲る格好になっているが③、最後サインツがルクレールに抜かれている④(テレビでは映ってなかったと思う)

フェラーリの後方は、ベッテル、ライコネン、アロンソの順で元ワールドチャンピオンが連ねている。

ファイナルラップはボッタスがフェルスタッペンに邪魔され2度のトライで獲得した。

ドライバーオブザデイは、終盤ハミルトンを追い回し3位表彰台を母国グランプリで獲得したペレスが選ばれた。

次回はブラジルで11月14日に決勝が行われる。

Posted in Grand_Prix

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