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TIME GAPグラフでみるRd18.アメリカGP レッドブル ホンダのフェルスタッペンが今季8勝目 角田裕毅9位入賞

2021年F1第18戦アメリカGP決勝が2021年10月25日にアメリカ テキサス州のCATA(サーキット オブ ザ アメリカズ)サーキットで行われ、レッドブルのフェルスタッペンがハミルトンの猛追を抑え込み今季8勝目を飾った。

スターティンググリッドは上記の順となった。
メルセデスのボッタスがICE交換で5グリッドダウンで9位スタート、ICE、TC、MGU-Hを交換したアストンマーティンのベッテルが18位スタート、ウィリアムズのラッセルが最後尾スタート。アルピーヌのアロンソはICE、TC、MGU-H、MGU-K、ES、CE、EX交換で19位スタートと予選の順位から変動している。
ポールポジションはレッドブルのフェルスタッペン。2番手グリッドはメルセデスのハミルトンが並んだ。

FIAデータ引用しグラフ作成

天候は晴れ、気温28℃、路面温度37℃のドライコンディションでレースがスタートした。
ホールショットを奪ったのは、イン側2番手グリッドのハミルトン。フェルスタッペン、ペレスと続いていく。フェルスタッペンは、ハミルトンの後方1秒近辺をキープ。ペレスは徐々に離されていく。

12周目にアンダーカットを狙い、先にフェルスタッペンがピットイン。その後ハミルトンより速いペースで走行し、ハミルトンのピットインを待つ。15周目にハミルトンがピットインし、コースに戻った時にはフェルスタッペンは6.5秒前方を走行(①)。フェルスタッペンのアンダーカット成功。

その後、ハミルトンがフェルスタッペンより速いペースで徐々にフェルスタッペンとの差を縮めていく。31周目に先にフェルスタッペンがピットイン。その後ハミルトンはフェルスタッペンより周回数の少ないタイヤで終盤追い上げる作戦で39周まで粘る(②)。

39周目にハミルトンがタイヤ交換すると、フェルスタッペンより8周新しいタイヤで追い上げ51周目頃に追いつく。終盤その差は1秒をきる場面もあったが、フェルスタッペンがハミルトンを抑えきり1.333秒差で優勝。ハミルトンに対してチャンピオンシップポイントを12点差まで広げた。

3位はレッドブルのペレスが入った。フェルスタッペンとハミルトンのペースにはついていけなかったが、終始3位をキープし、ポディウムを獲得。レッドブルの1-3フィニッシュとなった。

中団勢トップはフェラーリのルクレール。ルクレールもスタートから終始4位をキープし走り切り、そのままフィニッシュとなっている。

ホンダ勢のアルファタウリのガスリーはサスペンショントラブルでリタイアとなった。

一方、日本の角田裕毅は、スタートでボッタスとガスリーをパスしてターン1へ。その後、8位をキープして、11周目にピットイン。ボッタスが1回目のタイヤ交換を終えると角田の後ろで復帰。ボッタスは角田に襲い掛かるが、角田は見事に防御し3周の間抑え込む(③)。結局ボッタスに抜かれたが、その後ライコネン、アロンソ、ベッテル(3人とも元ワールドチャンピオン)との闘いを抑え9位フィニッシュで入賞を果たした。

レース結果は以下の通りとなった。
ファーステストラップはハミルトンが獲得。
DOD(ドライバー オブ ザ デイ)はフェルスタッペンが選ばれた。

Posted in Grand_Prix

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