2024年 F1 カタールGP の決勝がルサイル・インターナショナル・サーキットで行われました。
DRSゾーンは1か所 1周5.419kmを57周 308.611kmの距離で争われます。
■スターティンググリッド
予選トップタイムのM.フェルスタッペンは、不必要な低速走行をしたことで1グリッドダウンのペナルティを課せられ、G.ラッセルがポールポジション、M.フェルスタッペンは2番グリッドに降格。
N.ヒュルケンベルグのみがハードタイヤ、その他のドライバーはミディアムタイヤでスタート。
■レース展開
天気は晴れ 気温19℃ 路面温度23℃ ドライコンディションでレーススタート。
フェルスタッペンとノリスが良いスタート。ポールのラッセルはターン1で3位に後退。ハミルトンがフライングをとられ、後に5秒ペナルティ。
後方ではターン1でヒュルケンベルグのリアがスライドしオコンと接触。そのオコンがコラピントと接触し、オコン、コラピントがリタイア。セーフティーカー先導。角田は10位までポジションアップ!
セーフティーカーがピットに入り再スタート。角田はアロンソを抜いて9位に浮上。8位だったアロンソは12位まで後退。
LAP10 マグネッセンが角田を抜いて9位浮上。角田10位。
角田のペースが上がらず徐々に後退。LAP20には14位まで後退。
LAP24 ラッセルが最初にハードタイヤに交換。
デグラデーションが少なく、アンダーカットが効きにくい状況で、各車タイヤ交換を遅らせる中、LAP34 ハミルトンとサインツのフロントタイヤがパンク!
LAP36 セーフティーカー!各車ピットイン。
セーフティーカー前にタイヤ交換したヒュルケンベルグとボッタスに対して、セーフティーカー中にタイヤ交換し前に出た角田は12位!
LAP38 再スタート直前にペレスが暖まってないタイヤでスピン。
LAP41 再スタートでノリスがフェルスタッペンに並ぶが抜くまでいけず。
ヒュルケンベルグがスピンしてコースアウト。再びセーフティーカー。
このタイミングでVCARB勢はソフトタイヤに交換し賭けに出る。角田14位まで後退。
LAP42 セーフティーカーがピットインし再スタート。
ハミルトンが角田の後ろ14位まで後退して、角田13位。
LAP44 ノリスに、イエローフラッグ中にスローダウンしなかったことで、ストップアンドゴーペナルティが出され、LAP46にペナルティ履行して最後尾まで後退。
1位フェルスタッペン、2位ルクレール、3位ピアストリの順。
アルボンとマグネッセンがターン1で接触しマグネッセンがオーバーラン。アルボンに10秒ペナルティ。
ソフトタイヤのVCARB勢とアルボンはペースが上がらず賭け失敗。
ラッセルにセーフティーカー中に10台分以上の間隔をあけて5秒ペナルティ。
一時期最後尾まで落ちたノリスは、ファーステストラップを連発して追い上げ、LAP54にポイント圏内の10位。
LAP57 フェルスタッペンが2位ルクレールに6秒差をつけて優勝。
3位ピアストリの順。
中団グループではアルピーヌ ガスリーが5位!
ここまで無得点だったKICKザウバーは周 冠宇が8位に入りKICKザウバー今季初ポイント。ドライバーオブザデイも周 冠宇が獲得。
角田はスタートが良かったものの終始ペース不足。最後ソフトタイヤで賭けに出るが不発。5台がリタイアする中13位がやっと。グリップの低いFP1を5位で終えており調子良かったが、路面グリップが良くなるにつれて遅くなるマシンを、次週最終戦までに調子を取り戻すことができるかVCARBにとって課題が多い週末となった。
■ラップタイム
■レース結果
次戦の最終戦アブダビGPは、日本時間 12月6日 18時30分~FP1スタートです。