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2021年 F1開幕 TIME GAPでみる開幕戦バーレーンGP  メルセデスのハミルトンが優勝

2021年F1開幕戦バーレーンGP決勝が2021年3月29日にバーレーン バーレーンインターナショナルサーキットで行われ、メルセデスのハミルトンが開幕戦を制した。

スターティンググリッドは上記の順となった。
天候は晴れ、気温21℃、路面温度28℃のドライコンディション。フォーメーションラップで11番グリッドのレッドブルのペレスがコース上でストップしてしまう。ペレスは、なんとかピットに帰ってくることができ、ピットスタートとなりレースがスタートした。

2番グリッドのフェルスタッペンが良いスタートをきりホールショットを奪う。序盤はフェルスタッペンがトップでレースを引張る。13周目にハミルトンが先に動きハードタイヤに交換。その後ハミルトンはフェルスタッペンより2秒早いペースで追い上げる(①)。18周目にフェルスタッペンがピットに入りコースに復帰した時、ハミルトンは6秒前を走行しており(②)、アンダーカット成功。その後フェルスタッペンもハミルトンより早いペースで追い上げる。ハミルトンに追いついた29周目にハミルトンが2回目のピットストップ。再度ハードタイヤに交換しフェルスタッペンより早いペースで追い上げる(③)。40周目にフェルスタッペンがハードタイヤに交換し1周1秒ハミルトンより早いペースで追い上げ(④)、51周目にハミルトンに追いつきフェルスタッペンとハミルトンの一騎打ちとなる。6周の攻防の末、結局フェルスタッペンはハミルトンを攻略できず0.7秒差でチェッカー。ハミルトンが僅差で開幕戦を制した。

3位のボッタスは終始単独走行で56周走り切る。最後、4位のノリスに対して27秒差があり、タイヤ交換しても順位維持できるため、ミディアムタイヤに交換しファーステストラップを獲得。

中団グループは7番スタートのノリスが序盤チームメイトのリカルドをパスし、ガスリーの後退で5位まで順位を上げる。その後ルクレールとバトルを繰り広げ9周目にオーバーテイク。その後ルクレールを抑えきり4位でフィニッシュ。一方ルクレールはノリスと同じペースで走行していたが、2回目のタイヤ交換後はハードタイヤが合わないのかノリスから離されていき(⑤)、終盤ペレスにパスされ6位でレースを終えている。

DOD(ドライバーオブザデイ)に選ばれたペレスは、フォーメーションラップでストップしピットスタートになってしまい最後尾から追い上げる。着実に順位を上げ1回目のタイヤ交換を終えた時点で9位までポジションアップ。ハードタイヤに交換するとトップと同じレッドブルの車でフェルスタッペンと変わらないペースで追い上げ、2回目のタイヤ交換した時点で8位。ペレスより前の順位の車は全車ハードタイヤに対してはペレスはミディアムタイヤを選択。周りの車より柔らかいタイヤでペースを上げ次々と前の車をパスし5位を走行していたルクレールまで追いつく(⑥)。52周目にパスし最後尾から5位をゲット。この最後尾からの追い上げが印象に残りドライバーオブザデイを獲得している。

日本の角田裕毅はデビュー戦で9位入賞。途中、2回ワールドチャンピオン獲得しているのアロンソをオーバーテイク、終盤は中団グループでは良いペースで走行できており、最終週にストロールを見事オーバーテイク(⑦)してデビュー戦で活躍を見せた。今後が楽しみである。

レース結果は以下の通りとなった。

Posted in Grand_Prix

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