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TIME GAPでみる Rd2.エミリア ロマーニャGP レッドブルのフェルスタッペンが優勝!

2021年F1第2戦エミリア ロマーニャGP決勝が2021年4月18日にイタリア イモラサーキットで行われ、レッドブル・ホンダのフェルスタッペンが今季初優勝を飾った。

スターティンググリッドは上記の順となった。
天候は雨、気温10℃、路面温度18℃のウェットコンディションとなり、各車インターミディエイトタイヤでスタートするが、ガスリー、オコン、ハースの2台がウェットタイヤを選択しレースがスタートした。

ターン1で首位に躍り出たのは、3番グリッドのフェルスタッペン。ハミルトンとターン1で並びパス。その後2番グリッドのペレスもハミルトンに襲い掛かるがハミルトンが抑える。

2周目にラティフィがスピンをしてコースオフ。コースに戻った時にハースの車と接触しバリアにクラッシュしセーフティカー導入となった。

7周目にレースがリスタートしフェルスタッペンが2位ハミルトンを引き離し5秒差がついたところでハミルトンとの差をコントロールしてタイヤをセーブしている(①)。28周目にフェルスタッペンが先に動きスリックタイヤ(ミディアム)に交換。2周後にハミルトンもミディアムタイヤへ交換するが順位はそのまま(②)。

31周目にハミルトンがトサコーナーでコースアウトしフロントウィングを破損!バックギヤでコースに戻るが7位まで後退。その直後にボッタスとラッセルが接触して2台ともに大クラッシュでセーフティカー導入となる。その間にハミルトンはピットでフロントウィングを交換しコースに復帰し9位まで順位を落とす。その後赤旗が出されレース中断となる。

約28分間の中止後レース再スタートがきられる。ここから、9位のハミルトンは怒涛の追い上げを見せ、26周の間で9位から2位までポジションアップ。

フェルスタッペンはリスタート後2位のノリスを引き離し余裕でトップチェッカー。2位にハミルトンが入った。

中団勢は、1回目のリスタート後ルクレールが3位、4位にペレス、5位リカルド、6位ノリスの順でレースを繰り広げる中、ノリスがリカルドをパスし5位に上がった後トップと同等のペースで走行(③)。ノリスとペレスが共に30周目にピットイン。ペレスはスタート直後のセーフティカー導入時追い越し禁止中にスピンしコースアウト。その間に順位を落とすが、すぐにコースに戻りポジションを元に戻すために追い越しをしてしまったことが違反となり、10秒ペナルティとなってしまった。ピットインの際に10秒ペナルティを消化し、ノリスにパスされてしまい、ノリス4位、ペレス5位の順となった(④)。

赤旗中断前のセーフティカー中にハミルトンが後退したことでルクレール2位、ノリスが3位、ペレス4位、5位サインツの順でリスタートがきられた。スタート直後のターン1でノリスがルクレールをパスし2位に浮上。

38周目にペレスが単独スピンで14位までポジションを落とすことで(⑤)、サインツが4位に浮上。2位ノリスから5位サインツまでが同等のペースで走行。途中ハミルトンに抜かれ各車ポジションを1つずつ落としそのままの順位でチェッカーとなっている。

アルファタウリのガスリーは、ウェットタイヤでスタートしたことでペースが上がらず序盤に15位まで後退。15周目にタイヤをインターミディエイトに交換し18位まで後退。赤旗中断によるリスタート時は14位からのスタートとなった。ここからミディアムタイヤを履き良いペースで追い上げ7位まで順位アップ。50周目頃にストロールに追いつくがパスすることができずそのまま8位でチェッカーとなった。レース後ストロールは、ガスリーとのバトルでコースをショートカットしてアドバンテージを得たことで、10秒ペナルティを課せられ、ガスリーが7位、ストロールは8位となった。

日本の角田裕毅は10位を走行していたが、赤旗中断後のリスタートでスピンし10位から14位まで後退。その後追い上げるが、44周目頃からタイヤがたれてペースが落ちるがベッテルに終盤追いついてパス。13位でチェッカーを受けている。

また、9位チェッカーを受けたライコネンは、赤旗中断後のリスタート前のセーフティカー先導のフォーメーションラップ中にスピンし順位を落とすが、セーフティカーの次周スタートの合図であるランプ消灯までにポジションを戻さなくてはいけなく、それが無理な場合はピットレーンスタートとなるが、順位を落としたままの位置でスタートしたことがペナルティの対象となり10秒ペナルティとなったが、ピットでペナルティ消化しなかったことで30秒ペナルティとなり、オコンが9位、アロンソが10位に繰り上がった。

レース結果は以下の通りとなった。
ファーステストラップはハミルトンが獲得し1ポイント加算となった。DOD(ドライバーオブザデイ)は見事ポディウムを獲得したノリスが選ばれた。

Posted in Grand_Prix

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