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TIME GAPでみる Rd4.スペインGP メルセデスのハミルトンが逆転優勝!

2021年F1第4戦スペインGP決勝が2021年5月9日スペイン カタロニアサーキットで行われ、メルセデスのハミルトンが見事な戦略で今季3勝目を飾った。

スターティンググリッドは上記の順となった。

天候は晴れ、気温22℃、路面温度32℃のドライコンディションでレースがスタートした。
2番グリッドのフェルスタッペンが良いスタートを切りターン1でトップに躍り出る。2位はハミルトン、スタート直後のターン3でボッタスをパスしたルクレールが3位に上がってきた。

FIAデータ引用しグラフ作成

24周目にフェルスタッペンがピットに入りミディアムタイヤに交換。フェルスタッペンがピットに入る前は1秒以下の差で肉薄していたハミルトンは、ピットインを遅らせる戦略に出るが、あまりラップタイムが上がらないまま29周目にピットイン。フェルスタッペンは、ファーステストを記録してハミルトンのオーバーカットを阻止。ハミルトンは、ピットからコース復帰した時にはフェルスタッペンから5.5秒遅れに差が広がっている(①)。

ハミルトンはすぐにフェルスタッペンの1秒差まで追いつくが43周目に2ストップ作戦を選択しピットイン。ミディアムタイヤに交換してから、ファーステストを連発してフェルスタッペンを追い上げる。残り8周で追いついて、35周使ったタイヤを履いているフェルスタッペンを16周しか使ってないタイヤでハミルトンはストレートで追いつきターン1で見事にオーバーテイク(②)。そのまま逃げ切りトップチェッカー!

フェルスタッペンはフリーストップ可能な後方との差があり、すぐさまピットインしてファーステスト狙いでソフトタイヤに交換。タイヤ交換直後に1分18秒代を叩き出しファーステストラップを記録し、+1ポイント獲得した。

中団グループはフェラーリのルクレールがスタートで3位を奪うが、ボッタスにアンダーカットを許し1回目のピットインで4位に後退。中団グループの中では良いペースで走り切り4位でフィニッシュ。

レッドブルのペレスは、ずっとリカルドの後ろで我慢の走りを強いられるが、46周目にパスした後はトップよりも速いペースで周回を重ねるが、前のルクレールとは約15秒の差がついており、54周目あたりからペースが落ち初め(③)ルクレールへの追い上げを諦めピットイン。そのまま5位フィニッシュとなった。

アルファタウリ勢のガスリーは中団に埋もれ我慢のレースとなるが10位で1ポイントゲット。一方角田は序盤にマシントラブルでストップしリタイアとなっている。

レース結果は以下の通りとなった。ドライバーオブザデイは、見事な戦略でトップを奪い取ったメルセデスのハミルトンが選ばれた。

Posted in Grand_Prix

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