2024年 F1 日本GP 決勝が桜満開の中、鈴鹿サーキットで行われました。
■スターティンググリッド
アストンマーティンの2台、ハースのヒュルケンベルグ、KICKザウバーのボッタス、ウィリアムズの2台。そアルピーヌのガスリーがソフトタイヤスタートを選択。その他のドライバーはミディアムタイヤでスタート。
■レース展開
スタートはトップグループは順当なスタートをきり、レッドブルの1-2体制でターン1を通過。
後方ではソフトタイヤのフュルケンベルグとボッタスが良いスタートをきりRBの角田とリカルドが後退。
ターン2とターン3の間でリカルドがウィリアムズのアルボンに接触し両者ターン3のタイヤバリアにクラッシュ!赤旗中断。
赤旗中にメルセデスの2台、アルピーヌの2台、ウィリアムズのサージェントがハードタイヤに交換。RBの角田はスタート失敗したことでソフトタイヤでスタートジャンプアップを狙う。
レース再開し2回目のスタート。2回目もトップは順当なスタートでレッドブル1-2。マクラーレンのノリス、フェラーリのサインツの順。ラッセルがターン1の先でタイヤをロックさせ角田の後ろの10位まで後退。
その後は、レッドブルの2台とフェラーリのサインツがミディアムーミディアム-ハードと繋ぎ良いペースを維持。
レッドブルの2台は独走状態で1-2フィニッシュをホンダの地元で決めた。
サインツは中盤でタイヤ交換したマクラーレンのノリスと実質1ストップ作戦の同僚ルクレールに対してタイヤ交換時期を遅らせ、終盤に新鮮なハードタイヤでこの2台をパスし3位でフィニッシュ。
ルクレールは1ストップ作戦を決め、予選8位から4位でフィニッシュ。
中断グループはソフトタイヤでスタートを決めた角田が12番グリッドから9位までジャンプアップ。でも、すぐさまラッセルにパスされ10位。
角田の後ろで11位走行のKICKザウバーのボッタスが早々と6周目にピットイン。
角田はボッタスに反応し7周目にピットイン。ボッタスの後ろでコースに戻り、ボッタスにアンダーカットを許す。
タイヤ交換をした角田とボッタスはトップのフェルスタッペンと同等の非常に速いペースで、前を行くタイヤを交換していない中断グループのマシンを追う。
12周目、鈴鹿サーキットを知り尽くしており、セクター1で速い角田は逆バンクでアウト側からガスリーをパスし11位。
18周目、ボッタスがサージェントに追いつきパス。角田もサージェントにすぐ追いつきオーバーテイクを試みるが、この頃既に10位走行のハースのマグネッセンを先頭にボッタス、サージェント、角田、ストロールのDRSトレインが出来上がっており、抜くことができない。
23周目、DRSトレインの5台が一斉にピットインしタイヤ交換レース!
いち早くタイヤ交換を済ませてコースに戻ったドライバーはRBの角田!
14位から一気に11位までジャンプアップ!!
中断グループトップは10位走行のハースのヒュルケンベルグ。ヒュルケンベルグはタイヤ交換のタイミングを遅らせており、タイムが伸びない中、角田が猛追。
32周目、角田が10位走行中のフュルケンベルグをガスリーと同じように逆バンクのアウトからオーバーテイク!!!これで中団グループトップの10位まで浮上。
中断グループ先頭10位の角田の後方には11位ストロール、12位マグネッセン、13位ボッタス、14位サージェントの順。
35周目、角田を追いかけるアストンマーティンのストロールがソフトタイヤに交換し11位から13位まで落ちるが新品ソフトタイヤのアドバンテージで角田より1.4秒速いペースで猛追する。
角田は、うまくタイヤマネージメントをしながらも、後半にはペースアップしストロールを寄せ付けず振り切り、1席しかない中団グループ10位入賞を母国GPで決めた!
■ラップタイム
■レース結果
次戦は中国GPです。4月19日 12時30分 FP1スタートです。