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TIME GAPでみるRD.5 モナコGP  レッドブルのフェルスタッペンがモナコ初優勝

2021年F1第5戦モナコGP決勝が2021年5月23日にモナコ モンテカルロ・市街地コースで行われ、レッドブル・ホンダのフェルスタッペンがモナコ初優勝を飾った。

スターティンググリッドは上記の順となった。ポールポジションのフェラーリのルクレールは予選時のクラッシュの影響で、レコノサンスラップ中にドライブシャフトトラブルでリタイアとなってしまった。母国レースだっただけに悔やまれる結果となってしまった。

天候は晴れ、気温21℃、路面温度43℃のドライコンディションでレースがスタートした。各車大きな混乱なくターン1を通過しフェルスタッペンがトップ、2番手にボッタス、3番手にサインツ、4番手にノリスが続く。トップのフェルスタッペンは1度もトップを譲ることなく最後まで走り切りパーフェクトウィン。

2位のボッタスは1回目のピットインでタイヤを交換する際にホイールナットのトラブルでタイヤが外れず、そのままリタイアとなった。3位走行中のサインツはボッタスのリタイアで2位に繰り上がり、そのまま危なげなく2位でチェッカーを受ける。

3位に繰り上がったノリスは終盤ペレスに追いつかれて接近戦となるが(①)、簡単には抜けないモンテカルロの市街地コースで、3位を守り抜きポディウムをゲット。

レッドブルのペレスは、9番グリッドからスタートし、序盤ベッテルのペースに付き合わされトップとの差が開いていく(②)。ペレスはピットインを遅らせ、他の車がピットインして前が開くとファーステストをマークし一気にペースを上げており、またガスリーがタイヤ交換直後ベッテルにオーバーテイクされた影響でラップタイムが非常に遅い(③)。ハミルトンも付き合わされて遅れをとっている間に、ペレスは8位から4位まで3台をオーバーカット!(④)ピットイン後もトップと変わらないペースでノリスを追い上げ、65周目に追いつき一時0.8秒まで差を縮めるが(①)、そのまま4位でフィニッシュ。

ホンダ勢のアルファタウリのガスリーは、常に後ろにハミルトンを従えて走行していたが、抑えきり6位フィニッシュ。一方日本の角田裕毅は、16位スタートでハードタイヤを選択し、64周までスタートタイヤで引っ張ったが、結局スタート時と同じ16位で難コースであるモナコ完走を果たした。

レース結果は以下の通りとなった。
ファーステストラップは、ガスリーをパスすることが難しいと判断し、終盤ソフトタイヤに交換したハミルトンが獲得している。ドライバーオブザデイは、途中この狭いコースでガスリーをオーバーテイクしたアストンマーティンのベッテルが選ばれた。

Posted in Grand_Prix

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