2023年 F1日本グランプリが、三重県の鈴鹿サーキットでスタートしました。
今年の鈴鹿は晴れ!昨年までから2週間早い開催につき残暑が残り熱い中、気温27℃ 路面温度43℃ ドライコンディション。
【スターティンググリッド】
予選でクラッシュを喫した、ウィリアムズのサージェントはピットレーンスタートを選択。
スタートタイヤは、アルファタウリの2台、アストンマーティンの2台、アルファロメオの2台、ヒュルケンベルグ(ハース)がソフトタイヤスタート、その他のドライバーはミディアムタイヤでスタート。
【レース】
シグナルブラックアウトでレーススタート。
ポールポジションのフェルスタッペン(レッドブル)は2位ピアストリ(マクラーレン)を牽制しイン側へ。その隙に3位スタートのノリス(マクラーレン)がフェルスタッペンに並ぶが、フェルスタッペンは意地でトップを守り抜きターン2をクリア。
スタート直後ターン1手前では、ハミルトン(メルセデス)とペレス(レッドブル)が接触。
また同じくターン1手前で、ボッタス(アルファロメオ)とアルボンが(ウィリアムズ)が接触しデブリがコース上に散らばり、セーフティーカー。
4周目に再スタート。その後フェルスタッペンはトップをキープし独走状態。
マクラーレンの2台は、1回目のタイヤ交換で、3位のピアストリがノリスより先にタイヤ交換し、ピアストリが2位ノリスが3位で入れ替わり。しかし、ノリスのペースが良く25周目に順位を入れ替え、ノリス2位、ピアストリ3位。
メルセデス勢はハミルトンが2ストップ作戦に対して、ラッセルは1ストップ作戦。
第1スティントではハミルトンが6位、ラッセル7位。16周目にハミルトンがタイヤ交換し、1ストップのラッセルが前に出るが19周目あたりからラッセルのタイヤが終わり急激にペースダウン。25周目にハードタイヤに交換。このハードタイヤは交換直後は非常に速いペースも、38周目あたりから急激にペースダウン。その後、ピアストリ、ルクレール、ハミルトン、サインツに抜かれてしまい一時期は3位走行も7位まで後退してしまう。
フェラーリ勢は第2スティントまでマクラーレンに次ぐルクレール4位、サインツ5位を走行。2回目のタイヤ交換のタイミングを遅らせたサインツがメルセデスに先行を許すも、1ストップでペースが厳しいラッセルをオーバーテイクするがハミルトンは抜くことができず6位。いち早く2回目のタイヤ交換に入ったルクレールは4位を守り抜きフィニッシュ。
アルファタウリ勢は、スタートで角田とローソンはスプーンまでサイドバイサイドで激しく争う中、ローソンが角田の前位に出る。1回目のタイヤ交換で角田がローソンをアンダーカット。タイヤ交換後のミディアムタイヤのペースが良くない中角田はガスリーに抜かれてしまう。
23周目に角田より先にローソンがハードタイヤに交換し、角田は5周遅くハードタイヤに交換。アルファタウリはミディアムタイヤのペースが良くなかったことで早めにハードに切り替えたローソンは角田の6.5秒前に出る。
角田はハードタイヤに変えるとペースがトップのフェルスタッペン並みに速く、8周後には、ローソンとの差6.5秒を取り返しローソンに仕掛けるが、鈴鹿サーキットは追いついても抜くのが難しい。何度かトライするが最後まで抜くことができずローソン11位 角田12位。
GAPグラフを見ても角田のハードタイヤでのペースはトップのフェルスタッペン並みに良かっただけに、ローソンが角田の1周後に入って順位をローソンの前でキープしていれば、タイヤが何週までもつかにもよるが、レース終盤にアルピーヌに追いついていたかもしれないと思うと残念な結果に終わってしまった。
レッドブルのフェルスタッペンが優勝したことで、レッドブルのコンストラクターズチャンピオン決定!
【ラップタイム】
【レース結果】
次戦はカタールGPです。
10月6日 日本時間22時30分からFP1スタートです。
スプリントフォーマットで、スプリントレースでフェルスタッペンのドライバーズチャンピオンが決定するかもしれません。