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F1オーストリアGP 決勝 フェルスタッペン優勝 角田は最下位

F1オーストリアGP 決勝が2023年7月2日に行われました。

昨日のスプリントはレインコンディションだったが、決勝の今日はドライコンディションで71周のレースがスタートしました。

スターティンググリッドは、マグネッセン(ハース)がパルクフェルメ中のセットアップ変更、デ・フリース(アルファタウリ)はPU部品交換でピットレーンスタートを選択。

アロンソ(アストンマーティン)、ボッタス(アルファロメオ)、マグネッセン(ハース)がハードタイヤ。それ以外のドライバーはミディアムタイヤでスタートを迎える。

スタートは、ポールポジションのフェルスタッペン(レッドブル)が良いスタートを決めてトップ。後方で角田がターン1でインに入り出口でアルピーヌとフロントウィングが接触し破損。その後ターン4で止まり切れずコースアウト。ターン1の接触でデブリが飛散しておりセーフティーカー先導。この際に角田はタイヤをハードに交換し、隊列の最後尾について再スタート。

14周目にスプリントで1時期2位走行し活躍していたヒュルケンベルグ(ハース)のマシンから白煙を出しストップしリタイア。その際にバーチャルセーフティーカーとなりメルセデス、アストンマーティン、フェラーリ勢がピットに入りタイヤ交換。

24周目にフェルスタッペン(レッドブル)がハードタイヤに交換。替わってトップに立ったルクレール(フェラーリ)を猛追し35周目にトップを取り返す。

最後にトップのフェルスタッペンがソフトタイヤに交換しファーステストラップを決め圧倒的速さでレッドブルの地元レッドブルリンクで優勝を決めた。

2位にルクレール。3位はレッドブルのペレスが入った。ペレスは15番グリッドからスタートし第2スティントのミディアムタイヤではトップのフェルスタッペンより速いペースで追い上げる。第3スティントでハードタイヤに交換し前を行くノリス(マクラーレン)、サインツ(フェラーリ)を猛追。サインツにはオーバーテイクに苦労するが61周目にパスし3位フィニッシュ。

4位でチェッカーを受けたサインツ(フェラーリ)はトラックリミット違反で10秒ペナルティが課せられ、6位に後退。

4位はアップデートが大当たりのマクラーレンのノリス。序盤こそメルセデスのハミルトンに肉薄。2回目のピットインでハミルトンより1周早くタイヤ交換後1分9秒台を連発。一方ハミルトンはノリスの1周遅れでタイヤ交換するがトラックリミット違反の5秒ペナルティを消化しコースに戻った時にはノリスが前で4位。その後ペレスに抜かれてしまうが、サインツのペナルティで4位でチェッカー!ドライバーオブザデイにも選ばれている。

角田は、遅いマシンで厳しいレースを強いられる。遅いマシンで何とかポジションを上げようとスタート直後のターン1でインに入るがウィングを壊してしまいターン4でグラベルに飛び出し、その後ペースが上がらず。最終的にチームメイトのデ・フリースの2つ後ろ18位でフィニッシュするが、トラックリミット違反の10秒ペナルティで19位の結果となった。今ではウィリアムズよりも劣る最下位のマシンで奮闘しているが、早くアップデートを入れてポイントを狙える位置のマシンで角田の活躍を見たいですね。

今回のレースはトラックリミット違反が多発しており、以下の9人のドライバーがペナルティをとられており、レース終了後に順位変動している。上記サインツの他にハミルトン(メルセデス)、ガスリー(アルピーヌ)がポイント圏内で順位を落としている。

【ラップタイム】

【レース結果】

次回は、今週末の7月7日からイギリスGPです。
FP1が日本時間20時30分スタートとなります。

Posted in オーストリアGP, レッドブル

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