F1も第10戦 オーストリアGPが開幕しました。
サーキットは、レッドブル・リンク サーキット
1周4.318km レースでは71周で行われます。
コースレコードは1:05.629(サインツ)となります。
今回はスプリント・フォーマットとなりますので、フリー走行はこの1回のみにつき、セットアップを煮詰める時間もないことから事前にシミュレーションをしたセットアップが重要で、このFP1でシミュレーションしたセットアップを試す重要なセッションとなります。
天候が心配されましたが、FP1は晴れのドライコンディションでセッションスタートしております。
前半30分は各車セットアップの確認、後半はロングランでレースペースの確認、終盤は予選アタックを想定しソフトタイヤでアタック合戦。そんな中前半の各車ミディアムタイヤでの順位はハミルトン(メルセデス)が1:06.416で最速タイム。2位フェルスタッペンが0.182秒遅れ、3位アロンソ(アストンマーティン)が0.240遅れで、トップ3チームのエースドライバーが1位~3位を占めた。角田は7番手タイムをマークし上々の仕上がり。
【予選アタックシミュレーション】
終盤の予選を想定したソフトタイヤでのタイムアタック(最終順位)はフェルスタッペンがミディアムタイヤで1:05.742で最速タイム。2位3位にフェラーリの2台が入り4位にハミルトンが入った。
角田は、クリアラップが取れなかったのかソフトに履き替え5周目のタイムで15番手タイム。
【ロングラン】
燃料が重い状態での最速タイムはサージェント(ウィリアムズ)。ピアストリ(マクラーレン)、ガスリー(アルピーヌ)となっているが、3名ともにタイムが急激に落ちていることからタイヤの耐久性を無視した最初1発だけのタイムなので参考タイム。
そのあと、ノリス(マクラーレン)、サインツ(フェラーリ)、ストロール(アストンマーティン)が良いタイムを出している。
角田(アルファタウリ)は最下位。レースペースは苦戦していそう・・・
ハードタイヤを履いたドライバーのロングラン最速タイム比較を見ると、サインツが良いペース。メルセデス勢、レッドブル勢の順。レッドブルのペースがメルセデスより1秒遅いのは不気味ですね。
デグラデーションとロングラン時使用したタイヤを考慮したタイム差で比較すると、下表の順位となり、ノリス(マクラーレン)、アルボン(ウィリアムズ)が良いペースでの走行しており、がレースでは速そう。続いてアロンソ、マグネッセン、オコン(アルピーヌ)、メルセデス勢、ペレス(レッドブル)の順。
レッドブルはハードタイヤでのロングランで順位は下位だが、
角田は8番手でライバルである、ウィリアムズやマクラーレンとは遅れをとっていそうなペース。アルファロメオ、ハースとの戦いになりそうだ。
あくまで、燃料搭載量が不明、数ラップのタイムにつき参考です。
この後、決勝レースの順位を決める予選が日本時間0時スタートです。