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F1 メキシコシティーGP 決勝 フェルスタッペン圧勝 今季14勝目 角田はリタイア

F1メキシコシティーGP決勝がエルマノス・ロドリゲスサーキットで行われ、レッドブルのフェルスタッペンが今季14勝目を挙げた。

【スターティンググリッド】
1・2列目のレッドブルの2台がソフトタイヤ、メルセデスの2台がミディアムタイヤと戦略が分かれた。その後ろのフェラーリの2台はソフトタイヤ、トップ10までのその他のドライバーはミディアムタイヤを選択。

アルファタウリ勢は、作戦を分けて角田がソフトタイヤ、ガスリーがミディアムタイヤを選択している。

【レース】

気温25℃、路面温度47℃ 気圧781mb ドライコンディションでレースがスタートした。

スタートし長い直線からターン1に1番い飛び込んだのは、ポールのフェルスタッペン(レッドブル)、続いて、ハミルトン(メルセデス)、地元凱旋のペレス(レッドブル)がラッセル(メルセデス)を抜いて3番手に浮上。

角田も良いスタートを決めて、13番グリッドから11位にポジションアップ。

今回は、メルセデスの調子が良く、スタートから2位のハミルトンはフェルスタッペンに離されることなく、フェルスタッペンに2秒以内の差をキープ。

24周目にトップのフェルスタッペンがソフトからミディアムタイヤに交換。ミディアムタイヤのハミルトンは29周目にハードタイヤに交換。4位走行中のメルセデスのラッセルはピットに無線でタイヤは良好だから引き延ばしてソフトタイヤに交換を提案するが、ピットはハードタイヤへの交換を指示。このハードタイヤでメルセデスの2台はペースを上げることができず、フェルスタッペンはトップを独走状態でトップチェッカー。今季14勝目をポールトゥウィンで飾った。

地元のペレスはハミルトンがピットインの直後にハミルトンのDRS圏内まで肉薄するが抜くまでには至らず3位のままチェッカー。地元で表彰台を獲得。

今回のフェラーリ勢は5位,6位を独走状態。メルセデスにも敵わず終始バトルすることなく5位・6位でチェッカー。

中断グループは、アルピーヌのアロンソがフェラーリの後ろの7位を走行していたが、終盤マシントラブルでストップ。マシンから降りると怒りを露わにして悔しいレースとなってしまった。

角田は11位走行中、あと一歩で入賞ってところで、12位走行中のリカルド(マクラーレン)のノーズが角田のインに入り、リカルドの前輪と角田の後輪が接触し角田が弾き飛ばされ、ダメージを負いピットでリタイアとなってしまった。
この接触でリカルドに10秒ペナルティとなる。

リカルドは角田との接触後、次々とオーバーテイクを決めて7位まで浮上。10ペナルティのあるリカルドは8位のオコン(アルピーヌ)を10秒以上引き離しに成功し、7位を死守。
ファンからのドライバーオブザデイにも選ばれた。

【ラップタイム順位とタイヤ】

【最終結果】

ファーステストラップ:ラッセル(メルセデス)1:20.153

ドライバーオブザデイ:リカルド(マクラーレン)

次回は、11月12日~14日 ブラジルのサンパウロGPです。
ブラジルはスプリントレースもあります。

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