F1ハンガリーGP決勝、小雨が降る中スリックタイヤで見事な戦略でレッドブルのフェルスタッペンが優勝!今シーズン8勝でシーズン前半戦を締めくくった。
気温19℃ 路面温度27℃ 曇り スタート直前に小雨が降ったがドライコンディション。
予選で19位となったアルファタウリのガスリーがPU規定数以上の交換でピットレーンスタートを選択。
スタートタイヤは、ソフトタイヤとミディエイトタイヤに分かれ、ポールポジションのラッセル(メルセデス)、4位のノリス、レッドブルの2台はソフト、フェラーリの2台、アルピーヌの2台、ハミルトン(メルセデス)はミディアムスタート。アルファタウリの2台はソフトタイヤスタートを選択。
スターティンググリッド
レース展開
スタートは、上位の順位変動なくターン1を通過し、ラッセル(メルセデス)がトップでレースを引張る。
1回目のタイヤ交換で、3位走行中のルクレール(フェラーリ)がタイヤ交換を遅らせ、チームメイトのサインツ(フェラーリ)をオーバーカットし2位浮上。依然ラッセル(メルセデス)がトップ。
トップ走行中のラッセル(メルセデス)に追いついたルクレール(フェラーリ)が、31周目にターン1でトップに躍り出る。
38周目に4位まで順位を上げてきたフェルスタッペンが3位のサインツ(フェラーリ)、2位のラッセル(メルセデス)のアンダーカットを狙ってミディアムにタイヤ交換し、フェルスタッペンは見事アンダーカット成功し2位浮上。
この時ルクレールはこれまでミディアムタイヤで繋いできたことから、最終スティントはハードタイヤに交換。温まりの悪いハードタイヤの実質トップのルクレールを、ターン1でオーバーテイク!3位だがタイヤ交換していない2台の後ろの実質トップに浮上
実質トップ(3位)にたった直後にフェルスタッペンが単独スピン2位に後退。
ハードタイヤでペースが上がらない実質トップのルクレールを、ミディエイトタイヤのフェルスタッペンが45周目に再度オーバーテイクし実質トップに再浮上。
55周目、ハードタイヤでペースが上がらない2位ルクレールを、ラッセル(メルセデス)がオーバーテイク。
直後にルクレールはソフトタイヤに交換し6位まで後退。スタートタイヤにソフトを選んだドライバーが有利な展開になっている。
63周目、4位を走行中のハミルトン(メルセデス)がフェラーリのサインツをオーバーテイクしメルセデス2-3体制。
65周目、ハミルトン(メルセデス)がチームメイトのラッセルをオーバーテイクし2位浮上。
残り2周(68周目)、ボッタス(アルファロメオ)がマシンストップでバーチャルセーフティカー(VSC)となる。
残り1周でVSCエンディングとなりレース再開。
そのままの順位でレース終了。10位スタートのフェルスタッペン(レッドブル)が見事な戦略で優勝!
2位3位にメルセデスの2台。ルクレール(フェラーリ)は今回もうまく行くことなく6位でレースを終えた。
アルファタウリの角田は、終始ペースが上がらず、途中単独スピンもあり最下位の19位。
スイートスポットが狭そうなこのマシンを、後半戦はポイント圏内を走れるようなマシンに改善してほしいですね。
トップからのGAP
各周のラップタイム順位
レース結果
ファーステストラップはハミルトン(メルセデス)が獲得。
ドライバーオブザデイは10位スタートから優勝を果たしたフェルスタッペン(レッドブルが獲得した。
次回は1か月後の8月26日~28日 ベルギーGPになります。