2022年5月22日 スペインのバルセロナ カタロニアサーキットで F1スペイングランプリ決勝が行われ、レッドブルのフェルスタッペンが今季4勝目、ペレス2位でレッドブル1-2フィニッシュ。フェルスタッペンは、エミリアロマーニャGP、マイアミGPに続いて3連勝を飾った。
気温37℃ 路面温度49℃ 暑いドライコンディションで決勝レーススタート。
スタートタイヤは、ハミルトンメルセデス)以外はソフトタイヤ、ハミルトンのみミディアムタイヤでスタート。
GAPグラフで見るレース展開
グラフを見ても、ルクレールは独走状態で楽勝と思いきや、エンジントラブルで痛いリタイア。
フェルスタッペンは突風でスピンを喫したあと、DRSの故障でラッセル(メルセデス)を追い抜くことができず、28周目にアンダーカットを狙う作戦に切り替えピットイン。その後36周目に楽々アンダーカット成功。その後45周目にタイヤ交換し、ペレスがトップに立つが、フェルスタッペンが猛追で49周目にパス。ペレスは53周目にタイヤ交換後驚異の追上でフェルスタッペンより速いペースで走行も追いつけずレース終了。レッドブル1-2フィニッシュ。
地元のサインツはペースが上がらず結果4位。
3位にはラッセル(メルセデス)が入った。DRSが壊れたフェルスタッペンとのバトルと、速さも安定しており、表彰台をゲット。
テレビではあまり目立たなかったが、ハミルトンが速かった。序盤にマグネッセンと接触し最後尾に下がり、やる気をなくしていたものの、その後のペースは良く序盤周(アルファロメオ)を抜きあぐねていたものの、23周目にピットイン後はトップよりも速いペースで猛追。終盤ボッタスとサインツを抜いて4位まで上がったが、残り3周のところでマシントラブルでペースダウン。サインツに抜かれてしまい5位フィニッシュ。序盤のマグネッセンとの接触が無かったら、ラッセル、ハミルトン 対 フェルスタッペンの戦いになってたかも。
角田のペースは悪くなく、アロンソをずっと抑えていたが、33周目にソフトタイヤにタイヤ交換したアウトラップでアロンソに抜かれてしまい、最終的に10位入賞。今回もガスリーを上回った。
各ラップのラップタイム順位
ラップタイムをグラフにするとゴチャゴチャになり見難いので、敢えて各ラップのラップタイム順に並べてみました。各ラップで誰のペースが速いかが見えるので、参考にしてください。
やはり、序盤からルクレール(フェラーリ)、フェルスタッペン(レッドブル)が速いぺースで走行している中、サインツ(フェラーリのペースがあまり良くない。レッドブル勢とルクレール(フェラーリ)に次いでメルセデスの2台、たまにボッタス(アルファロメオ)とオコン(アルピーヌ)が良いペースで走行。
ハミルトンが速い!やる気を出してから、上位のラップタイムを重ねており、本格的に復活でしょうか!?
アルファタウリの2台は序盤こそ、角田とガスリーは同じくらいのペースで走行していたが、1回目のタイヤ交換でミディアムタイヤに交換した後くらいからガスリーよりも良いペースで走れており、今年は頼もしいですね。
レース結果
今回のレースも面白かったですね。
次戦は、連戦でモナコグランプリです。