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TIME GAPグラフでみるオランダGP TOP3 フェルスタッペンが地元オランダで優勝!

2021年F1第7戦オランダGP決勝が2021年6月20日にオランダ  ザンドフォールトサーキットで行われ、レッドブルホンダのフェルスタッペンが母国優勝を飾った。

スターティンググリッドは上記の順となった。
ウィリアムズのラティフィが予選中にフロントウィングを交換しピットレーンスタートとなっている。またレッドブルのペレスはPU(パワーユニット)とES(エナジーストア)交換でピットレーンスタートとなっている。

抜きにくいザンドフォールトサーキットで重要なスタートでレッドブルのフェルスタッペンが良いスタートを決めてターン1を1位で通過。その後フェルスタッペンとハミルトンは同じようなタイムで順位を保ったままラップを重ねていくがボッタスは約0.5秒遅いペースで周回。

先にメルセデスのハミルトンが29周目にフェルスタッペンとの差4秒でアンダーカットを狙って先にピットイン。それを見て次の週にフェルスタッペンがピットイン。ハミルトンはタイヤ交換直後ファーステストラップでアンダーカットを試し見るが2.5秒届かず失敗(①)。

両車ともタイヤ交換後はミディアムタイヤでほぼ同じラップタイムで周回。40周目にフェルスタッペンとハミルトンの差3秒で、またも先にハミルトンがピットインし同じくミディアムタイヤに交換。それを見てフェルスタッペンも次の週にピットインしハードタイヤに交換。今回もハミルトンはアンダーカットを狙ってファーステストラップを叩き出すが差が縮まらず3秒差のまま(②)。

終始フェルスタッペンとハミルトンは同じようなペースで走行。終盤のボッタスがピットインしても4位のガスリーに抜かれない差があったので、メルセデスはファーステストラップによる1点を狙ってボッタスとハミルトンをピットに入れて共にソフトタイヤに交換。ハミルトンが最終ラップでファーステストラップを記録しそのままの順位でレース終了。フェルスタッペンはオレンジアーミーの見守る母国グランプリで危なげのないレース展開で優勝を飾った。

中団グループでは好調アルファタウリのガスリーが最後まで中盤を引張り4位でフィニッシュ。ガスリーの後ろを肉薄していたフェラーリのルクレールはガスリーに対してタイヤ交換を遅らせる作戦をとったが差が開いてしまい失敗に終わり、そのままガスリーを攻略できず5位でフィニッシュしている。

終盤ペースが遅いフェラーリのサインツに、62周目あたりからアロンソが襲いかかるが抜けないサーキットで苦戦していたが、ラスト2周でサインツを攻略しアロンソが6位でフィニッシュ。ペレスも49周目にソフトタイヤに交換し猛追。リカルド、ノリス、オコンまでパス。最後サインツに襲いかかるが抜けず8位でレース終了している。

日本の角田裕毅は、下位に沈んでしまい、14位走行中にPUトラブルでリタイアとなった。

レース結果は以下の通りとなった。
ファーステストラップはメルセデスのハミルトンが獲得した。ドライバーオブザデイは最後尾から追い上げ8位入賞したレッドブルのペレスが選ばれた。

Posted in Grand_Prix

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