2021年F1第14戦イタリアGP決勝が2021年9月13日にイタリア モンツァサーキットで行われ、、マクラーレンのダニエル リカルドが優勝!
2位には同じくマクラーレンのランド ノリスが入りマクラーレンの1-2フィニッシュを達成。
3位はスプリントレースで1位でフィニッシュしたが PU の年間使用数を超えての交換により最後尾スタートとなったメルセデスのボッタスが入った。
スターティンググリッドは上記の順となった。
予選でクラッシュしたガスリー(レッドブル・ホンダ)は、パルクフェルメでの部品交換によるセッティング変更で10グリッド降格となりピットレーンからのスタートとなった。またボッタスはPUの規定数以上の交換で最後尾スタートとなっている。
天候は晴れ 気温29℃ ドライコンディションの中53周のレースがスタート。
好スタートを決めたリカルドがポールポジションのフェルスタッペンを抜いてターン1を1位で侵入。続いてフェルスタッペン,ハミルトンが続いた。
直後のターン4で3位のハミルトンが2位のフェルスタッペンのアウトに並ぶがコースの外に押し出され、マクラーレンのノリスに抜かれて4位となった。その後フェルスタッペンとハミルトンの接触が審議となったがレーシングアクシデントと判断されお咎めなし。
その直後好スタートを決めたアルファロメオのジョビナッツィが後ろから追突されスピンしガードレールに追突しフロントウィングを壊し後退。
4位走行中のハミルトンは3位のマクラーレンのノリスに着いていくがマクラーレンはストレートが速く0.1秒差まで近づくがパスできない(①)。
16周目:アルピーヌのオコンがターン4でアストンマーティンのベッテルのフロントタイヤとオコンのリアタイヤがヒットするが、両者スピンすることなくそのまま走行。後にオコンは5秒ペナルティとなる。
23周目:トップを走るリカルドがピットインし2.4秒でピットアウト。
24周目:2位走行中のフェルスタッペンがピットイン。右フロントタイヤの交換に失敗し11.1秒でピットアウト。
この周、ハミルトンはやっとの思いでノリスをパス。
26周目:ハミルトンがピットイン。順調にタイヤ交換しピットアウトするとフェルスタッペンが最終コーナーを立上り、ハミルトンがターン1に差し掛かるとフェルスタッペンがハミルトンのターン1のアウト側に並び縁石で飛び跳ねたところをハミルトンとクラッシュ。そのままターン2の外にコースオフ。ポイントランキング1位と2位の両者がリタイアとなった。
ハミルトンとフェルスタッペンのクラッシュでセーフティカーが入り各車ピットでタイヤ交換を済ませる。
タイヤ交換後の順位は、1位リカルド 2位ルクレール 3位ノリス 4位ペレス 5位サインツの順。
30周目:リスタート
リスタート直後にノリスがルクレールをターン3でパスし2位に浮上。リカルドとマクラーレン1・2となった。
32周目:ペレスがルクレールをターン4で並ぶがターン5をショートカットしてパス。その後ペレスは5秒ペナルティとなる。
44周目:ハースのマゼピンがストップしVSC(バーチャルセーフティカー)となる。
53周目にチェッカーフラッグ。スタートを決めてトップを走り続けていたマクラーレンのリカルドが優勝!
2位にはマクラーレンのノリス。3位にメルセデスのボッタスの順。4位にはレッドブルのペレスがチェッカーを受けたが32周目のペナルティで5秒加算となり5位に後退。4位はフェラーリのルクレールが入った。
表彰式ではリカルドのシューイで盛り上がった。
他のホンダPU勢は、昨年イタリアGPで優勝した、アルファタウリのガスリーは、スプリントレースでクラッシュし、パルクフェルメでの修復違反によりピットスタートとなったが4周でリタイヤ。
日本の角田裕毅は15番グリッドだったが、レコノサンスラップでブレーキの異常を感じ点検したところ異常が見つかりグリッドからピットに押し戻され、そのままリタイヤとなった。
最レース結果は以下の通りとなった。
ファーステストラップとドライバーオブザデイはマクラーレンのリカルド獲得した。