モナコの市街地をサーキットとしたサーキット・デ・モナコ。
2025年 F1 モナコGP の決勝がモンテカルロ市街地コースで行われました。
DRS1か所 1周3.337kmを78周 260.286kmの距離で争われます。
今年のモナコGPは特別ルールで3セット以上のタイヤ使用義務があります。
■スターティンググリッド
ストロールはFP1でのルクレールとの接触事故で1グリッド降格。
ベアマンはFP2の赤旗中に追い越しをしたことで10グリッド降格。
ハミルトンとストロールは予選での走路妨害で3グリッド降格。
スタートタイヤはハードとミディアムに別れる中、角田がソフトタイヤを選択。

■レース展開
天気は晴れ 気温22℃ 路面温度44℃ ドライコンディションでレーススタート

スタートはノリスがターン1でタイヤスモークを上げながらイン側を守りトップをキープ。角田はスタートで遅れて13位。その後アントネッリとボルトレートがトンネル前で接触しボルトレートがクラッシュ!VSC
そんな中、角田、ガスリー、ベアマンはピットインして1セット目のタイヤ消化で角田は17位。ボルトレートも自力でピットに戻りレース再開。
序盤ベアマンはピット作業が遅れタイムロスし後方のクリーンエアで1分14秒台を出しているのに対して、トップのノリスは1分18秒台でスローペース。
LAP9 シケインのブレーキングでガスリーが角田に接触。ガスリーは左フロントサスペンションを破損しリタイア。
9位ローソンは抜けないコースでチームプレー決行。スローペースで前のオコンとの差をあけてハジャーをローソンの前でピットインさせる作戦。ローソンの後ろは17位のボルトレートまでDRSトレイン。その後ハジャーはソフトタイヤに交換し、ローソンの前でコース復帰。
その後すぐに2回目のタイヤ交換でハードタイヤに交換。ここでもローソンの前でコース復帰し、2回のタイヤ交換義務を消化し8位。
LAP20 ノリスがピットイン。
LAP23 2位ルクレールがピットイン。ノリスとの差は5秒。
LAP30時点、角田はタイヤ交換していない前の車がピットインすると実質9位。だが、サインツがペースを落としウィリアムズもチームプレー決行。前のアルボンとの差を広げ始めサインツ以降が遅れだす。
LAP38 アストンマーティンのアロンソがPUから白煙を出しリタイア。
LAP44 ウィリアムズはタイヤ交換していないサインツと3セット目のタイヤ義務消化したアルボンの順位を入れ替え、ここでもチームプレー。LAP56時点でサインツ9位、アルボン11位。
終盤、レッドブルの2台はタイヤ交換義務1回を果たしていない状態で、フェルスタッペントップ。ここでピットインすると4位。もう赤旗が出るのを待つしかない状況でファイナルラップでピットイン。
角田はファイナルラップの前の週に2回目のピットストップで17位。
LAP78 ノリスがルクレールに3.131秒差をつけて今シーズン2勝目!モナコ初優勝!!
2位母国GPのルクレール。3位ピアストリの順。
中団グループ勢は、チームプレーが成功したレーシングブルズが6位、8位を獲得。
ここ数戦低迷していたハースのオコンが7位入賞。
ウィリアムズ勢もチームプレーで9位、10位でダブル入賞。
角田は前でメルセデス含む3チームがスロー走行チームプレーする中、何もできずタイヤ交換のタイミングを逃し17位で入賞ならず。
■ラップタイム

■レース結果

次戦スペインGPは、日本時間 5月30日 22時30分~FP1スタートです。