2024年 F1 サンパウロGP の決勝がホセ・カルロス・パーチェ・サーキット(通称インテルラゴス・サーキット)で行われました。
DRSゾーンは2か所 1周4.309kmを71周 305.879kmの距離で争われます。
■スターティンググリッド
予選でクラッシュした7番グリッドのウィリアムズのA.アルボンはマシンの修復が間に合わずレースを欠場。
予選でクラッシュしたC.サインツはPU、ES、CE、ギヤボックスを規定数オーバーの基数交換でピットレーンスタート。
M.フェルスタッペンはICEを規定数量オーバーで5グリッドダウンで17番グリッドからスタート。
スタートタイヤは雨も小降りになり全車インターミディエイトタイヤ。
■レース展開
天気は雨 気温23℃ 路面温度29℃ ウェットコンディション
フォーメーションラップでストロールがスピンしストップ。そのままリタイア。
各車グリッドに付いた時、スタート中断と表示されたがポールポジションのL.ノリス以降は再び発車してしまい審議。
17分後に再びフォーメーションラップ開始。このフォーメーションラップ中に雨が降りだし、水しぶきを上げてスタート。
スタートはラッセルが良いスタートをきりターン1でトップに浮上。
2位L.ノリス、角田が順位を守り3位。4位オコン、5位ルクレールの順。
フェルスタッペンは17番グリッドから1周で一気に10位までジャンプアップ。
G.ラッセルとL.ノリスが逃げて、角田は1周0.5秒ずつ引き離され、後ろのE.オコンを抑える展開。後方ではM.フェルスタッペンがファーステストラップを連発しながら追い上げ15周目には6位。
LAP26 O.ピアストリが前のL.ローソンと接触しローソンがスピン。O.ピアストリに10秒ペナルティが課せられる。
LAP27 E.オコンが角田をパス。角田は4位。
N.ヒュルケンベルグがターン1でスピン。バーチャルセーフティーカー。
LAP29 G.ラッセル、L.ノリス、角田がバーチャルセーフティカーが消えたタイミングでピットイン。角田はウェットタイヤに交換。他のドライバーはインターミディエイトに交換。トップはE.オコン。
LAP30 雨が強くなりL.ノリスがG.ラッセルをパスしトップに浮上。直後にセーフティーカーがコースイン。M.フェルスタッペンとアルピーヌの2台がタイヤ交換せず、トップE.オコン、2位M.フェルスタッペン、3位P.ガスリー。4位以降はタイヤ交換したドライバーが続き4位L.ノリス、5位G.ラッセル、6位角田の順。
LAP32 F.コラピントがターン13の先でクラッシュ。赤旗中断。
タイヤ交換しなかったE.オコン、M.フェルスタッペン、P.ガスリーは作戦が当たり一気に順位を上げた形となった。
全車インターミディエイトタイヤを履き、ローリングスタートでレース再開。レース再開直後に角田はC.ルクレールとO.ピアストリに抜かされ8位まで後退。
LAP40 サインツがターン8でスピンしバリアにクラッシュ。セーフティーカー。
レース再開後のターン1でM.フェルスタッペンがE.オコンを抜いてトップに浮上。
1位M.フェルスタッペン、2位E.オコン、3位P.ガスリーの順。
L.ノリスは再スタートでコースオフしO.ピアストリの後ろ7位に後退。
LAP46 マクラーレンはO.ピアストリにL.ノリスを先に行かせるよう指示が出て、L.ノリスが6位、O.ピアストリが7位
このまま周回を重ね、LAP69 17番グリッドからスタートしたM.フェルスタッペンが圧倒的速さで4か月ぶりに優勝!ファーステストラップも獲得。
2位オコン、3位P.ガスリー!セーフティーカー中にタイヤ交換しない作戦が当たりアルピーヌダブル表彰台!コンストラクターズランキング2つ上げて6位に浮上。
チャンピオン争いのL.ノリスはペースが伸び悩み6位。
角田はトップグループに対してはペースが足らなかったが見事7位入賞を果たした。
■ラップタイム
■レース結果
次戦ラスベガスGPは、日本時間 11月22日 11時30分~FP1スタートです。