2024年 F1 ハンガリーGP の決勝がハンガロリンクサーキットで行われました。
DRSゾーンは2か所 1周4.381kmを70周 306.63kmの距離で争われます。
■スターティンググリッド
予選最下位のガスリーは、予選後パルクフェルメで規定数以上のCEとESを交換したことで、ピットレーンスタートを選択。
アストンマーティンの2台、アルボン、マグネッセンがソフトタイヤ、ペレス、ラッセル、ガスリーがハードタイヤ。その他のドライバーがミディアムタイヤでスタート。
■レース展開
天気は晴れ、気温29℃ 路面温度45℃ ドライコンディションでスタート。
スタートは、3番グリッドのフェルスタッペンが良いスタートを決めて、ターン1をマクラーレンの2台とフェルスタッペンが3台並んで侵入。フェルスタッペンが大きくコースオフ。だがノリスを抜いて2位。ポールのノリスは3位に後退。トップはピアストリ。
後方ではソフトタイヤ勢のスタートが良くアルボンマグネッセンがポジションアップし、VCARBの2台は11位、12位に後退。
LAP4 スタート直後にコース外でノリスを抜いたフェルスタッペンは故意で3位に後退。
トップチームはハミルトンがLAP18にタイヤ交換。ノリスも次の周にハミルトンをカバー。
LAP19 トップのピアストリがピットイン。
LAP22 フェルスタッペンは遅れてピットインしたことでで、ハミルトンにアンダーカットされハミルトンの6.9秒後方でコースイン
LAP41 ハミルトンとルクレールがトップグループでは最初に2回目のタイヤ交換
LAP46 2位のノリスがピアストリより先にピットインし、2周遅れでピットインしたピアストリをアンダーカット!チームのミスで順位が入れ替わってしまい、ノリスがトップ、ピアストリガ2位。
LAP50 フェルスタッペンが遅れてピットイン。ルクレールの後ろ5.7秒でコースインし5位に後退。
フェルスタッペンは新しいタイヤでルクレールをパスした後、LAP63にハミルトンに襲い掛かるがオーバースピードでターン1に入り、ハミルトンと接触しコースアウト。5位まで後退。
LAP68 ノリスがピアストリをアンダーカットさせたことでチームはノリスがスローダウンしピアストリを先に行かせるも、マクラーレン1-2体制!
残り2周でノリスがピアストリを追う形となるが、ピアストリが逃げてF1初優勝!!
マクラーレン1-2フィニッシュ!
ハミルトンがフェルスタッペンとの接戦を制し3位表彰台。
中団グループ争い
LAP7 ソフトタイヤスタートのアルボン、マグネッセンがタイヤ交換、次の周にリカルドがカバーしてピットイン。角田はステイ。その後はタイヤ交換したドライバーより角田の方が速いペース。
LAP30 リカルドがアンダーカット狙いで中団グループで最初にタイヤ交換。 角田も1回目のピットイン!アストンマーティン勢の後ろ10位でコースイン。
角田はアンダーカットが効く状況下で、タイヤマネージメントがうまくいきアルボン、マグネッセン、リカルドをオーバーカット!
角田は抜群のタイヤマネージメントで1ストップ作戦を決めてアストンマーティンを振り切って中団グループトップの9位入賞を果たした!
■ラップタイム
■レース結果
次戦ベルギーGPは、日本時間 7月26日 20時30分~FP1スタートです。