2024年 F1 スペインGP の決勝がカタロニア・サーキットで行われました。
DRSゾーンは2か所 1周4.657kmを66周 307.236kmの距離で争われます。
■スターティンググリッド
ウィリアムズのアルボンがパルクフェルメでES、CEを交換したためピットレーンスタートを選択。
■レース展開
天気は晴れ 気温24℃ 路面温度41℃ ドライコンディションでレーススタート
ポールのノリスの蹴りだしは良かったが、2位のフェルスタッペンを牽制しフェルスタッペンが芝生に片輪落とす中、4番グリッドからスタートのラッセルがターン1でトップに躍り出る!ノリスはフェルスタッペンに抜かれ3位転落。
母国GPのサインツは5位、アロンソは12位
LAP3 フェルスタッペンがラッセルをパスし1位に躍り出る。ノリスはこの後ラッセルのペースに付き合う形となり、フェルスタッペンから離されていく。
LAP10 17位の角田が早々にピットイン。ミディアムタイヤに交換。
LAP16 上位陣では最初に2位のラッセルとサインツがピットイン。
LAP18 トップのフェルスタッペンがピットイン。この時のリストのタイム差5.5秒。ノリスはピットインを遅らせる作戦に出るがフェルスタッペンに対してノリスは1秒遅いペースだが、フェルスタッペンのミディアムタイヤのペースがあまり良くない。
LAP23 ラップリーダーのノリスがピットイン。6位まで後退。
LAP28 ノリスは4位まで上がり、トップのフェルスタッペンより6周新しいタイヤで0.4秒速いペースで巻き返し。
LAP35 ノリスがラッセルをターン1からターン7までサイドバイサイドでの争いに勝ち抜いて2位に上がり、フェルスタッペンを追う。ノリスはフェルスタッペンに対して0.6秒速いペース。
LAP37 トップ陣営としては最初にラッセルとサインツがハードタイヤに交換。
LAP45 トップのフェルスタッペンがソフトタイヤに交換
ノリスは1分18秒台にペースアップ。フェルスタッペンもノリスに抜かれまいとセクター2最速タイム。その次の周フェルスタッペンは1分17秒台!
LAP48 ノリスがピットイン!辛うじてラッセルの前に出て2位で復帰。ノリスもタイヤ交換後1周目を1分17秒台でトップから6.9秒差。その後もプッシュしてフェルスタッペンを追い上げる。
ノリスのペースはフェルスタッペンに対して0.4秒速いペースで追い上げ、ファイナルラップで2.3秒差
LAP66 ノリスの追い上げを交わしたフェルスタッペンが今季7勝目
ノリスは2.219秒まで追い上げて2位フィニッシュ。ランキング2位に浮上。ファーステストラップ、ドライバーオブザデイも獲得。
ノリスはスタートでラッセルの後ろに後退したことで、フェルスタッペンとの差を広げられてしまっているのが痛かった。2位キープでフェルスタッペンに付いていければ、熾烈なトップ争いを繰り広げていたかもしれない。
3位/4位にメルセデスの2台が入り、ハミルトン3位でポディウム獲得。
5位/6位にフェラーリの2台。母国GPのサインツは6位。
スタートで15位に上がった角田は、3ストップ作戦に出て、LAP10にミディアムタイヤに交換。ここでのペースが上がらず同時にピットインした周冠宇、マグネッセンに引き離されるペース。LAP29 ハードタイヤに交換。LAP47ソフトタイヤに交換。ピットインの際にピットレーンで0.1kmスピード違反で5秒ペナルティ。全体的にペースに苦しみ最終的に19位でフィニッシュ。
チームメイトのリカルドは2ストップ作戦で15位。
ポイント常連だったチームが次のGPではポイントを狙うのも難しいマシンになってしまい、次戦までにアップグレードの最適化して以前より速くなったVCARBのマシンを観たいですね!
■ラップタイム
■レース結果
次戦オーストリアGPは、日本時間 6月28日 19時30分~FP1スタートです。