2003年F1ベルギーグランプリの決勝がスパ フランコルシャンサーキットで44周のレースが行われました。
気になる天候は曇りで最初からスリックタイヤでのドライのレース。
途中小雨が降り出すが数分で止み若干ウェット路面からすぐに回復。
【スターティンググリッド】
ヒュルケンベルグ(ハース)がPUとギヤボックス交換でピットレーンスタートを選択。
レッドブルのフェルスタッペンがギヤボックスの規定数以上の交換で5グリッドダウンを選択し、予選1位で6番グリッドからスタート。
【レース展開】
スタートは、スプリントで活躍のピアストリ(マクラーレン)がターン1でサインツ(フェラーリ)と接触し後退しリタイア。サインツもこの接触でサイドポッドを痛めた影響でペースが上がらず27周目にリタイア。
角田(アルファタウリ)はここの所スタートで順位を上げることが多いが今回もスタートが決まり11番グリッドから8位にポジションアップ!
スタート直後のケメルストレートでポールポジションスタートのルクレール(フェラーリ)をペレス(レッドブル)が交わしトップに躍り出る。
17周目、6番グリッドからスタートしたフェルスタッペン(レッドブル)がケメルストレートでトップのペレスを交わしトップに躍り出て、レッドブル1-2体制。その後フェルスタッペンは2位のペレスに22秒引き離し圧倒的な強さで優勝。レッドブルの開幕12連勝を記録!!レッドブルは負ける気がしないですね。どこまで連勝記録が伸びるのでしょうか!?
アルファタウリの角田は5周の時点で、ストレートが遅いマクラーレンのノリスとサインツを交わし6位までポジションアップ!ラップタイム的にも5位のアロンソ(アストンマーティン)に次ぐペース。
その後が1ストップ作戦でソフトタイヤで引っ張っているガスリー(アルピーヌ)を抜くのに苦労したが23周目にオーバーテイク。
その後25周目に2回目のピットインでソフトタイヤに交換し12位でコース復帰。1ストップ作戦のラッセル(メルセデス)、ストロール(アストンマーティン)に前を行かれる。
ノリスは2回目のピットストップを18周目に実施し、残り26周をソフトタイヤをマネージメントする作戦で26周目には7位まで浮上。
角田は、後ろのオコン(アルピーヌ)の方がペースが良く、ストレートでは角田のが速くDRSを使われても5周にわたり抑えるが、38周目のケメルストレートエンドで抜かれてしまう。
次はガスリーが迫ってくるが角田も必死で逃げる。
前を行くストロールも1ストップ作戦でタイヤが厳しくペースダウン。角田は残り4周で後ろのガスリーを見ながら前のストロールのオーバーテイクのチャンス!ケメルストレートエンドで1秒以内の差に迫るももオーバーテイクならずフィニッシュ。でも、第4戦アゼルバイジャンGP以来の10位入賞を手にした!
角田はドライバーオブザデイ3位の投票を集め、チームメイトのリカルドでも16位と決して性能が良くないアルファタウリのマシンで速さを見せつけた!
ここでうまく行ったってことは、9月の日本グランプリでも少し期待ができそう!日本グランプリで、セクター3最速タイムとか出していたら盛り上がりそうで、楽しみですね。
【ラップタイム】
【レース結果】
次戦は夏休みを挟んで8月25日から第14戦オランダグランプリです。
FP1が日本時間の19時30分からスタートします。