F1グランプリ 第11戦 ハンガリーGPのFP3がスタートしました。
コンディションが昨日とは変わって晴れ 気温24℃ 路面温度45℃と路面温度が昨日から15℃高いことで、このFP3のコンディションの方が予選、決勝に近いことで、このセッションでロングランのをするドライバーが多く、勢力図が昨日とは変わる可能性があります。
今回は予選がATA方式で、Q1でハードタイヤ、Q2ミディアムタイヤ、Q3ソフトタイヤと全コンパウンドを使うことで、下位チームはミディアムとハードをメインにテスト、上位チームはミディアム、ソフトをメインでテストする流れ。
【ベストタイム】
そんな中トップタイムをマークしたドライバーはメルセデスのハミルトンがソフトタイヤでトップタイム。
2位にレッドブルのフェルスタッペン、3位レッドブルのペレスの順。
アルファタウリ勢は、マシンバランスに苦戦しており、リカルドが18位、角田は最下位の順となっている。
アルファタウリは、序盤ロングラン、終盤に予選のシミュレーションを実施しており、ミディアムタイヤとハードタイヤを試しておりソフトは使わなかったため順位は下位となっている。

【ロングラン】
レッドブル、フェラーリ、メルセデス、ハース、アルファタウリはロングランに時間を費やしており、ハースが燃料量が少なく、走行距離も少ないからかもしれないが良いペースで走行している。フュルケンベルグはデグラデーションも少なく良いペースだが、マグネッセンは同じミディアムタイヤでタイムの落ちが激しいので、レースで苦戦しそう。
トップグループでは、下の順位表のRACE PACE GAP TIMEを見るとフェルスタッペンが0.9秒3位のルクレールから速いペースとなっており、今回も優勝候補NO.1でしょう。
アルファタウリ勢では角田の方がリカルドより0.4秒速いペース。予選は苦しい展開になりそうだが、決勝でのレースペースに期待したい。

↑ロングラン最速タイム

↑ロングラン中のデグラデーションを加味し同一条件に換算したペースの比較
【ドライバー別ラップタイム推移】

予選は、日本時間23時からQ1スタートとなります。