F1 ハンガリーGP FP2が ハンガロリンクでスタートしました。
FP1はドライでタイムを出すことなく雨が降りだしたことで、インターミディエイトでの走行となり、ドライでのタイムアタックはFP2が最初になり、角田 対 リカルド、ショートラン、ロングランと見どころが多いセッションです。
天候は回復し晴れ 気温23℃ 路面温度30℃と温度は低めのコンディション。
【ベストタイム】
序盤はセットアップのショートランでのトップタイムはルクレール(フェラーリ)、2位に0.015秒遅れでノリス(マクラーレン)、3位ガスリー(アルピーヌ)、4位にトップから0.25秒遅れで角田 裕毅(アルファタウリ)が入った。
角田とのチームメイト対決のリカルドは、アルファタウリでの走行は初めと、半年間F1マシンのドライブから離れていたことも影響しているであろうが、角田から0.451秒遅れの14位。FP2は角田の勝利。(フリー走行なので意味はないですが)
トップチームはレッドブルのフェルスタッペンが11位、FP1でクラッシュを喫したペレスは18位とセットアップが決まっていないのか下位に沈んでいる。
低中速コースでは早そうなアストンマーティン勢はアロンソが8位、ストロールが12位
メルセデス勢はハミルトンが16位、ラッセルは最下位となっており冷えた路面で苦戦していそう。
【ロングラン】
アルファロメオ勢が速いタイムをミディアムタイヤでマーク。
好調のノリスとハミルトンもロングランは好調。一方ラッセルはハミルトンと同じミディアムタイヤで下位に沈んでいる。
アルファタウリ勢は角田 裕毅は14位、リカルドが16位とロングランは中段に埋もれている。
アストンマーティンのアロンソも13位と低迷気味。
フェラーリ勢がロングでは毎回のごとくではあるが苦戦していそう。
下表はデグラデーションとタイヤ種類を加味し補正した全ドライバー同条件で比較したタイム差になります。これを見るとフェラーリのサインツ、マクラーレンがロングは速そうだが、温度が低い今日のコンディションにはマッチしていそう。
決勝は温度が上がってくると、この2チームは今のままではデグラデーションに悩まされ下位に沈んでしまうことも予想されます。
逆に温度が上がってくることで、タイヤに優しいメルセデス勢が上がってくることも予想できます。
アルファタウリの角田裕毅は11位とやや低め。ウィリアムズ、アルファロメオがライバルになりそう。
【ドライバー別ラップタイム推移】
次回はFP3が7月22日19時30分からスタートします。