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F1スペインGP決勝 フェルスタッペングランドスラム 角田幻の9位入賞

2023年F1スペインGPがバルセロナのカタロニア サーキットで66周のレースが行われました。

気になる天候は曇りのドライコンディション。

スターティンググリッドは、パルクフェルメでルクレール(フェラーリ)がPUのESとCE交換及びサスペンションのセットアップ変更、サージェント(ウィリアムズ)がサスペンションとブレーキクーリングのセットアップ変更でピットレーンスタートを選択。

ガスリー(アルピーヌ)が予選中にサインツとハミルトンのアタックを妨害したことで、計6グリッドダウンで4位から10番グリッドのに降格。

スタートタイヤは、レッドブルの2台とサージェントがミディアムタイヤスタート、ピットレーンスタートのルクレールはハードタイヤ、その他のドライバーはソフトスタートを選択。

スタートは3番グリッドからスタートしたノリス(マクラーレン)がターン1でハミルトン(メルセデス)に抜かれ4位。後にハミルトンとフロントウィングが接触し破損。すぐさまピットインしウィング交換をして後退。

ポールスタートのフェルスタッペン(レッドブル)は終始独走状態。一度もトップを譲ることなく、2位に24秒差をつけてトップチェッカー。ファーステストラップも獲得しグランドスラム達成。

地元でフロントロースタートのサインツ(フェラーリ)は第1スティントこそ3位のハミルトンを抑えて2位を走行。タイヤ交換後ミディアムタイヤにしてからのペースが上がらず、メルセデスの2台に抜かれ4位。その後42周にハードタイヤを履いた後もペースが上がらず、53周にペレス(レッドブル)に抜かれ5位でチェッカー。地元凱旋レースでフロントロースタートで期待されたがレースペースが悪くポディウムに手が届かなかった。

メルセデス勢のペースが良くレッドブルの次に速いペース。予選は振るわず12番グリッドとなったラッセル(メルセデスン)もレースペースは良く前を行くマシンを次々と抜いていき、早々にタイヤ交換を済ませたサインツを34周目に抜いて3位まで浮上。最後はペレス(レッドブル)が接近してきたが抑えて3位表彰台を獲得。ハミルトンもサインツがピットインしてから2位を独走。メルセデス勢が表彰台の2位と3位を獲得した。

角田は15番グリッドからスタート。スタートで13位までポジションアップ。ノリスが後退しピアストリを抜いて、その後10周には9位までポジションアップしたところで、ハードタイヤに交換。コースに復帰し周とヒュルケンベルグを抜いて8位までポジションアップ。上位陣がタイヤ交換した後は7位。前は好調ミディアムタイヤのオコン、後ろのソフトタイヤのアロンソに負けないペースで力強い周回。
35周に角田とストロールがピットイン。角田はミディアムタイヤに交換。次の周に角田の前を行くオコンがピットインし、角田がオコンの前に出るが40周目に抜かれてしまう。一通り最後のタイヤ交換を済んだ時には9位。
前を行くオコンのDRS圏内から出てしまいDRSが使えなくなったとたん、後ろの周冠宇が角田に迫ってくる。残り10周目のターン1で周冠宇は角田のアウトに並ぶが、角田もブレーキを遅らせターン1を並走。周冠宇がコース外に逃げ角田はポジションをキープ。後にこれが角田に対して+5秒ペナルティとなり9位でフィニッシュするが幻となり12位という結果になってしまった。

予選幻の11番グリッドから幻の9位入賞が現実は12位ポイント獲得ならず。順位的には散々な結果だったが、レース内容はMEGA級でしょう!スタートも完璧で一気に順位を上げ、ペースも良く何台も抜いて、最後のミディアムタイヤはちょっとペースが落ちたように見えたが、アルピーヌのオコンに付いていくだけのペースがあり、タイヤマネージメントもうまくいっておりラップタイムを見ても、ほとんどミスをしていない。
今は2点よりトップチームに行くための印象が大事!!トップチームに移籍出来たらポイントたっぷり獲って2点に拘る姿を見たいですね!!!

次戦はカナダGPです。
日本時間6月17日夜中の2時30分にFP1から開幕します。

Posted in スペインGP, レッドブル

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